JR東日本スタートアップ×コネクテッドロボティクス | 「駅そばロボット」の開発・展開にむけて資本業務提携
JR東日本の子会社でベンチャーへの出資や協業を推進するCVCのJR東日本スタートアップ株式会社と、「調理ロボットサービス」を開発しているコネクテッドロボティクス株式会社は、エキナカの飲食店施設のロボット化、特に駅そばロボットの開発および展開にむけて、資本業務提携すると発表した。
駅そばロボットの開発・展開について
JR東日本グループは、エキナカ飲食店を数多く展開している。エキナカの飲食店では、以前より人手不足が深刻化しており、調理の省力化や自動化が大きな課題となってきた。また、コロナ禍により非接触となるロボットの活用ニーズが更に高まっている。
こうした中で、JR東日本グループは、コネクテッドロボティクスの調理ロボットに特化したAIや制御技術を活用し、駅そば業態をロボットテクノロジーで革新することで、人手不足の解決と味の均一化による飲食店の価値向上の実現を目指した連携を行ってきた。
実証実験を行った「そばいちnonowa東小金井店」では、有効性の検証が十分にできたことから、本格展開に向けて今回の資本業務提携に至ったとのことだ。今後はこの連携を通じて、駅そばを始めとしたエキナカ飲食店のロボットテクノロジーによる革新を目指していくという。
コネクテッドロボティクス株式会社とは
コネクテッドロボティクス株式会社は、「調理をロボットで革新する」をテーマに、飲食店のキッチン向け調理ロボットサービスの開発を行っているスタートアップだ。外食産業が抱える慢性的な人手不足や重労働の問題に対して、最先端テクノロジーを駆使し、キッチンで働く人と食事をする人の両方に喜びを提供するロボットサービスを展開中だ。
現在、ディープラーニングを活用してたこ焼きの調理具合を判定し、人間のように調理することができる自動たこ焼き調理ロボットサービス「OctoChef」や、自動ソフトクリームロボットサービス「レイタ」、自動食洗機ロボットサービス「Dish Washing System」、コンビニ向け「ホットスナックロボット」、自動朝食調理ロボットサービス「Loraine」などを製品化している。
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