Sun Asterisk、東南アジア6ヶ国800社以上のスタートアップエコシステムをもつリバネスと包括提携
株式会社Sun Asterisk(以下「Sun*」)と、株式会社リバネスは、デジタル技術を活用して、東南アジアにおける研究開発型スタートアップのサービス・プロダクト開発や新しいビジネスモデルの創出を支援し、スタートアップのさらなる成長を加速するための事業提携を行った。
同共同事業の開始に向けて、2020年3月3日にリバネスの子会社である株式会社リバネスキャピタルを引受先とする第三者割当増資を実施した。
2012年に創業したSun*は、世界4カ国(日本、ベトナム、フィリピン、カンボジア)6都市にて、1500名以上のエンジニアやクリエイターが在籍する「デジタル・クリエイティブスタジオ」。
Sun*では主に企業のデジタルトランスフォーメーションによる”業務の効率化”ではなく、”事業構造そのものの変革による持続的な発展”を支援している。300社以上のプロダクト開発に携わった実績を持ち、コンセプト設計からプロダクトのデザイン、開発、運用までをワンストップで提供している。
また、東南アジアでは、ベトナムのハノイ工科大学、ベトナム国家大学、ダナン工科大学、ベトナム国家大学ホーチミン校と連携したIT人材の育成に取り組んでいる。
リバネスは、「科学技術の発展と地球貢献を実現する」という理念のもと、科学・技術を分かりやすく伝え、社会に実装することで新しい持続可能なビジネスを創るサイエンスブリッジコミュニケーターの集団。2010年には海外子会社であるリバネスシンガポールを、2013年にリバネスマレーシアを設立し、現地機関とアジア全域の40以上の大学との連携を強化してきた。現在、東南アジア6カ国(シンガポール、マレーシア、インドネシア、フィリピン、タイ、ベトナム)において、研究開発型スタートアップの発掘・育成エコシステム「TECH PLANTER」を継続的に展開し、800社以上が参加する、アジア最大級の知識プラットフォームに成長している。
TECH PLANTERを展開する中で、研究開発型スタートアップは、研究開発から試作開発、PoCを経て資金調達を実施した場合でも、ビジネスとして製品・サービス化を行った経験の不足や、長期的な拡大を見据えたビジネスモデルのデジタル化を行う開発力に乏しく、その後の事業発展に大きな課題を抱えていることが明らかとなった。
今回の事業提携により、リバネスが東南アジアで構築した知識プラットフォームを通じて、Sun*の事業設計力・開発力を活用し、東南アジアのスタートアップのさらなる成長に寄与していくという。
<Sun*について>
Sun*は、「誰もが価値創造に夢中になれる世界」をビジョンに掲げ、2012年に創業、現在4ヶ国、6都市にて1500名以上のエンジニアやクリエイターが在籍するデジタル・クリエイティブスタジオ。
大手企業、ベンチャーの新規事業の立ち上げと開発の支援、スタートアップスタジオ、プロフェッショナルなICT人材の育成と紹介を通して、産業のデジタライゼーション推進を主な事業としている。300社を超えるサービス・プロダクトの開発を通して構築した、価値創造のプロセスと、開発の効率化を支えるプラットフォームを活かし、ユーザー中心設計でのリーンなサービス開発を強みとしている。
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