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WEB面接サービス「HARUTAKA」のZENKIGEN、シリーズAで8億円の資金調達を実施

WEB面接サービス「HARUTAKA」のZENKIGEN、シリーズAで8億円の資金調達を実施

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WEB面接サービス「HARUTAKA(ハルタカ)」を提供するHR Tech スタートアップの株式会社ZENKIGENは、WiL, LLC.をリードインベスターとして、株式会社デライト・ベンチャーズ、PKSHA SPARXアルゴリズム1号投資事業有限責任組合等を引受先とした第三者割当増資により8億円の資金調達を実施したことを発表した。

これにより、シードラウンドと合わせ資金調達の総額が10億円となるという。

同ラウンドにおける引受先 (順不同)

■AI領域:株式会社デライト・ベンチャーズ、PKSHA SPARXアルゴリズム1号投資事業有限責任組合

■HR領域:パーソルキャリア株式会社、株式会社エスプール、 株式会社ツナググループ・ホールディングス

■既存株主:WiL, LLC.、株式会社グロービス・キャピタル・パートナーズ

■その他:金融関連企業

アフェクティブ・コンピューティング領域の国内トップカンパニーへ

株式会社ZENKIGENは「テクノロジーを通じて人と企業が全機現できる社会の創出に貢献する」というビジョンのもと、2017年10月に創業し、WEB面接サービス「HARUTAKA」を提供している。サービス開始以来、人材の売り手市場によるスピーティーな求人対応ニーズの高まりや、働き方改革による人事部や面接官の生産性向上を背景に、順調に導入企業数を伸ばしてきた。また、研究開発分野においては、東京大学 道徳感情数理工学社会連携講座との共同研究を2018年より開始しており、コミュニケーションから多様な個性をもつ同僚との共感度を科学計測し、その人の隠れた能力や得意とする分野を伸ばせるようにする技術の研究を推進している。このたびの資金調達は、エンジニア・研究者の採用強化に充て、「HARUTAKA」の更なるサービスアップデート及び、アフェクティブ・コンピューティング領域(※1)の研究開発を加速させる他、候補者と面接官の面接体験を改善する面接サポートAI「ZIGAN」の早期事業化を目指す。

(※1)アフェクティブ・コンピューティングとは

人工知能により人の感情や感性を扱うコンピューター技術。人の表情・声・仕草等を、ディープラーニングなどによって解析を行う。Mordor Intelligence LLPによる「Affective Computing Market - Growth, Trends and Forecasts (2020 - 2025)」調査では、32.81%のCAGR(年平均成長率)で成長し、2023年には886億9,000万米ドルの市場規模に達すると予測されている。

各社のコメント

<株式会社ZENKIGEN 代表取締役 CEO 野澤比日樹氏>

今回の資金調達の目的は、「HARUTAKA」の更なる進化、グローバルに通用する「ZIGAN」の事業開発、アフェクティブ・コンピューティング領域の国内トップカンパニーになるべくエンジニア・研究者の採用を加速して参ります。株主の皆様とは、事業面においても強固に連携を図ることで、飛躍的な企業価値の向上を実現し、「人と企業が全機現できる社会の創出に貢献する」の達成に向けて社員一丸となって精進して参ります。

<WiL, LLC. 共同創業者 兼 CEO 伊佐山 元氏>

働き方改革によるリモートワーク推進や、個人の写真・映画撮影慣れなど、様々な時代の変化の後押しにより企業による動画採用面談という文化が新しく芽生え、急速に普及を始めています。

ZENKIGENはそのリーディングカンパニーとして、動画面接・面接補助などのソリューションの開発運営に加え、東京大学道徳感情数理工学や大企業も交えた共同研究なども推進しています。同社が掲げる「テクノロジーを通じて人と企業が全機現できる(能力の全てを発揮する)社会の創出に貢献する」というビジョンの実現に向け、チームの躍進を期待すると共に、私どもも経営陣と一丸となり支援して参ります。

<株式会社デライト・ベンチャーズ マネージングパートナー 南場 智子氏>

HRという企業の心臓部において、AIが人をつなぎ、人を育てる。本当に可能だろうかという疑問を払拭する最初のチームになって欲しい!経営メンバーを知れば知るほど期待が確信に変わっていきます。DeNAのAIチームとの共同研究の可能性など含め、デライト・ベンチャーズは全力でサポートしてまいります。

<パーソルキャリア株式会社 代表取締役社長 峯尾 太郎氏>

企業が取り巻く環境が変化する中、個人の「はたらく」価値観は多様化し、労働市場は急激な変化の時を迎えています。一人ひとりの可能性や生産性を最大限に引き出す環境へと変革することが必要とされる中、我々パーソルキャリアが提供する人材サービスの価値をさらに高めることが求められています。

今回のZENKIGEN社との共同研究・サービス開発により、個人の方々とのキャリアカウンセリングや企業との面接などをオンライン化し、物理的な距離や時間的制約に関わらず、「はたらく」機会提供の幅を拡大したり、機械学習を通じて、キャリアカウンセリングや面接内での効果的なコミュニケーションをモデル化し、サービス品質の向上と企業側へのサービス化を目指したり、ZENKIGEN社が持つ技術力と、我々が持つ転職・採用領域での知見や豊富なデータを掛け合わせ、両社それぞれの強みを発揮し連携することで、個人が主体的にキャリア選択できる環境を創り、企業の成長、より豊かな社会につなげていきたいと考えています。

<株式会社グロービス・キャピタル・パートナーズ 代表パートナー 仮屋薗 聡一氏>

スタートアップの競争優位性の鍵は人材だと思います。野澤社長のビジョンとリーダーシップに、優良企業から数多くメンバーが結集、素晴らしいチームに成長してきました。

そして働き方改革およびデジタルトランスフォーメーションによるリモートワーク推進により、WEB採用面接サービスHARUTAKAのエンタープライズ導入が進んで参りました。これに面接官のエンゲージメント力向上を促すAIプロダクトZIGANが加われば、採用領域におけるデータプラットフォームビジネスモデルへと進化できるのでは大いに期待しております。

※関連リンク:プレスリリース

(eiicon編集部)

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