健康管理用スマートリングを開発するSOXAI、シリーズAラウンドで総額8.8億円の資金調達を実施
日本初、世界最小となる健康管理用スマートリング「SOXAI RING (ソクサイ リング)」を自社開発する株式会社SOXAIは、シリーズAラウンドにおいて総額8.8億円の資金調達を実施した。
資金調達の背景・目的
SOXAIは「ヘルスケアをライフスタイルに」というビジョンを実現するために、人々の健康管理・健康増進を目的とした指輪型ウェアラブルデバイス(スマートリング)である「SOXAI RING」を自社開発している。当製品は様々なバイタルデータを正確に・連続的に・さりげなく取得できることが強みであり、データの測定精度や装着感、ファッション性を売りにした製品となっている。
2022年10月のサービスローンチ以降、まずは国内での普及に取り組み、2023年度の売上高は約5億円まで拡大。スマートリングの市場が拡大する中、2024年は国内外で競合製品が増えてきていることもあり、更なる競争力の強化を目的に今回の資金調達を実行した。今回の調達資金は、更なる機能開発・マーケティング・製品生産・人材採用などに利用し、事業スピードを加速させながらもサービス品質を向上させるべく取り組んでいる。
SOXAI RINGの特徴
SOXAI RINGは、幅7.6mm、厚み2.5mmという超小型デバイスであり、バイタルセンシング機能が搭載されたスマートリングの中では世界最小のサイズを実現。装着者に負担を与えることなく、心拍数、心拍変動、血中酸素レベル、体表面温度、活動量等のバイタルデータを精度高く測定可能であり、取得した情報は独自のアルゴリズムで分析することで、睡眠状態、ストレス状態、活動状態などをモバイルアプリ上で表示する。様々な健康指標を分かりやすくスコア化することで、ユーザーの特性にパーソナライズされた生活習慣や睡眠の質の改善に繋げる。
新規投資家一覧(呼称、敬称略)
・未来創生3号ファンド
・みずほキャピタル
・PARAMOUNT BED Healthcare Fund(パラマウントベッドのCVC)
・SUMISEI INNOVATION FUND(住友生命のCVC)
・HAKUHODO DY FUTURE DESIGN FUND(博報堂DYグループのCVC)
・NTTドコモ・ベンチャーズ
・TENTIAL
・フューチャーベンチャーキャピタル(セカンダリー取引での参画)
※日本初:日本国内における「バイタルセンシング機能を搭載したスマートリング」として(SOXAI調べ)
※世界最小:「バイタルセンシング機能を搭載したスマートリング」を販売する各社の公開情報をもとに比較(SOXAI調べ、2024年6月時点)
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