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日本郵便×Yper | 置き配バッグ「OKIPPA」を10万個無料配布へ

日本郵便×Yper | 置き配バッグ「OKIPPA」を10万個無料配布へ

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日本郵便株式会社は、再配達の削減を目的として、物流系ITスタートアップのYper株式会社が開発・販売するOKIPPA(オキッパ)を抽選で10万世帯に無料配布する。6月24日より専用サイトで募集が開始された。

■背景

共働き世帯や単身世帯の増加などライフスタイルの多様化によって、再配達が増加傾向にある中、ユーザーの荷物受け取りの選択肢を多様化することも再配達削減に有効な手段となっている。「置き配(おきはい)」も手段の一つであり、指定場所に置いて配送を完了することで、ユーザーの荷物待ちストレス及び再配達ストレスを解消でき、同時に配送員の負荷も減少させることが可能。

YperのOKIPPAは、手のひらサイズのバッグOKIPPAを玄関前に吊り下げるだけで、在不在に関わらず宅配物を玄関前で受け取れる仕組みで、昨年12月の日本郵便との東京杉並区1000世帯実証実験では再配達を約61%削減し、高い再配達削減効果を実証している。

今回、日本郵便の置き配普及キャンペーンとしてOKIPPA10万個を無料配布することで、より多くのユーザーに置き配バッグの利便性を体験してもらい、社会全体での再配達率の大幅な引き下げと短期間での社会課題の解決を目標としている。

■応募受付期間

2019年6月24日(月)〜2019年8月26日(月)

■主な応募条件

・当選後、使用状況等に関する2回のアンケートに回答すること

・月に2〜3回以上、通販等により購入した商品を宅配便で受け取っていること

・オートロック環境の住居にお住まいでないこと

・OKIPPAを転売・譲渡等しないこと

・配達が完了した荷物に亡失等があった場合、日本郵便がいかなる損害賠償も行わないことに同意すること

■抽選方法

毎週1回無作為に抽選し、OKIPPAの発送をもって当選の発表に代える。募集世帯数は10万世帯。なお、一度抽選に外れても、自動的に次回以降の抽選に繰り越す。

■OKIPPA利用に関して

これまで日本郵便では、一戸建、アパート等(2階以下の集合住宅)、マンションで各住戸に設置された宅配ボックスの利用に関して申請書「指定場所配達に関する依頼書」の提出が必須だったが、6/24以降、OKIPPA利用の場合には申請書の提出は不要となる。OKIPPAを受け取ったその日から利用できる。

OKIPPA公認化に関して(日本郵便HP)

■置き配バッグOKIPPAとは?

OKIPPAは、置き配バッグ(簡易宅配ボックス)とアプリで再配達ストレスをゼロにするサービス。2018年9月中旬の発売開始からすでに全国12,000世帯以上が導入している。

置き配バッグは、通常の置き配(宅配物を玄関前にダンボールのまま置く方法)と堅牢な宅配ボックスの中間に位置し、スペースのない場所にも手軽に宅配ボックス環境を提供できる製品。玄関口に固定する専用ロックと内鍵(ダイヤル式南京錠)が付属しており、通常の置き配と比較し、盗難や個人情報漏洩のリスクを大幅に低減できるのが特徴。収納時は手のひらサイズまで折りたたみ可能で、設置工事は発生せず、女性でも簡単に取り付けが可能。専用のOKIPPAアプリと併用することで、OKIPPAバッグに荷物が預入されるとアプリに通知が入る。

万が一、再配達になった場合も再配達依頼をアプリから簡単に完了することができる。盗難が心配な場合には、プレミアムプランの一つである東京海上日動と共同開発した専用の置き配保険(盗難補償)が利用可能。ドアノブの形状にもよるが、専用の結束バンドが付属されており、大抵のドアノブ(L字型、丸型等)には取り付けが可能となっている。

※関連リンク:プレスリリース

※関連記事:ロボット×物流で変わる未来 | 日本郵便 共創プログラムDemo Day

(eiicon編集部)

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