パナソニック、WHILLと共同開発したパーソナルモビリティ(自動追従電動車椅子)の実証実験をANAと実施
全日本空輸株式会社(以下、ANA)とパナソニック株式会社(以下、パナソニック)は、超高齢社会において、シニア世代のご旅行の移動をサポートするパーソナルモビリティ(自動追従電動車椅子)の実証実験を実施すると発表した。
具体的には、パナソニックがWHILL株式会社と共同開発しているパーソナルモビリティを用いて、成田空港において乗り継ぎ(例:ベトナム~成田空港経由~米国)をされるお客様を対象にパーソナルモビリティを使っていただくという内容だ。先頭の一台の車いすを係員が操作し、その車いすに他の車いすが自動追従する機能を活用したサービスを、お客様視点での実用化が可能かどうかを検証する。
パナソニック製のパーソナルモビリティは、「快適な乗り心地」と障害物を検知するなどの「安全性」の機能を有し、ご利用される方に新しい移動体験を提供している。今回の実証実験を通じて、ANAは移動に不安があるお客様のご旅行の負担を軽減し、より多くの方が快適で安全なご旅行ができるようにサポートする新しいサービスの検討を行う。また、今回検証するパナソニック製パーソナルモビリティについて、他の用途での活用も含めた検討を行うという。
一方、パナソニックは最新技術の開発・導入に積極的に取り組み、これまでにない移動体験を実現する次世代のパーソナルモビリティの開発へと広げていく狙いだ。
◆パーソナルモビリティ(自動追従電動車椅子)諸元データ
【重量】75 kg
【寸法】600 x 1046 x 756 mm
【最大搭載重量】100 kg (内、手荷物台は10 kg)
【最高速度】4 km/h
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(eiicon編集部)