Grand Story、日本生命グループと資本提携――地域発の「産業創造インフラ」構築を加速
株式会社グランストーリー(以下、Grand Story)は、日本生命保険相互会社およびニッセイ・キャピタル株式会社と資本提携を締結した。Grand Storyが運営するソーシャルキャピタル・プラットフォーム「STORIUM」と、日本生命グループが全国各地で培ってきた地域とのネットワークや金融機能を掛け合わせ、地域から新たな産業が生まれ続ける「産業創造インフラ」の社会実装を目指す。
「STORIUM」と日本生命グループの地域ネットワークを掛け合わせる
Grand Storyが運営する「STORIUM」は、スタートアップ、VC・投資家、事業会社、金融機関、自治体、大学・研究機関など、産業創造を担う多様なプレイヤーが参加する招待・審査制のプラットフォーム。現在、約1,000社・団体が参加している。
同社では、企業や組織から得られる課題や意向、探索テーマなどの一次情報を構造化し、AIなどのテクノロジーと「カタリスト」と呼ばれる人材による伴走支援を組み合わせることで、資金調達や事業提携、共同研究、新規事業などにつながる出会いを創出してきた。
今回の資本提携では、日本生命グループが全国各地の地域金融機関や行政機関、地域企業などと築いてきたネットワークと、STORIUMに参加する産業創造プレイヤーとの接点を掛け合わせる。地域や業界、組織の垣根を越え、投資や事業連携、新規事業、共同研究、地域連携などにつながる環境を全国へ広げていく考えだ。
また、日本生命グループが持つ金融機能や長期的な資金と、STORIUMを通じて見いだされる地域企業やスタートアップの技術・事業・人材をつなぎ、地域の挑戦に資金が届く機会の拡大も目指す。資金提供にとどまらず、そこから新たな事業連携が生まれ、成果が次の挑戦へ還元される持続的な循環の形成を図る。
地域の産業創造を支える「カタリスト」の育成も推進
さらに両者は、地域企業の可能性や課題を見いだし、適切な人材や事業、資本へとつなぐ「カタリスト」の育成についても連携する。今後、地域金融機関などを中心にカタリストを育成する仕組みを検討・推進し、将来的には地域を越えて知見や経験を共有するコミュニティへの発展も目指すという。
Grand Storyは今回の提携を契機に、日本生命グループとの連携を深め、地域金融機関との連携拡大や、自治体・大学・地域企業などを含む地域エコシステムの形成、地域を越えた産業創造を推進する。あわせて、AIとデータを活用した情報流通やパートナー探索、意思決定支援の高度化にも取り組んでいくとしている。
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(TOMORUBA編集部)