ミツカン×美濃市×森トラスト、巻き寿司ファストフード「NINJA SPEED™」で都市型“食の共創実証へ
ミツカンホールディングスとハタプログループが展開する巻き寿司ファストフード「NINJA SPEED™」は、自治体連携企画の第3弾として岐阜県美濃市とコラボレーション。2026年3月2日から3月31日までの期間限定で、美濃市のブランド米「ハツシモ」を全メニューに使用した商品を販売する。
本企画は、寿司を“できたて”で提供する都市型ファストフードという新しい切り口で、地域食材の価値を発信する取り組みだ。東京にいながら、地方の旬とストーリーを味わう体験を提案する。
ブランド米「ハツシモ」と飛騨牛で魅せる地域の魅力
今回使用される「ハツシモ」は、粒立ちが良く、しっかりとした食感が特長の岐阜県を代表するブランド米。清流長良川の水系に支えられた美濃市で栽培され、「幻の米」とも称される。巻き寿司との相性も良く、赤酢のシャリと組み合わせることで、米本来の存在感を引き立てる。
限定メニューとしては、旨み豊かな飛騨牛を甘辛く炊き上げた「飛騨牛しぐれ煮巻き」を展開。ほかにも「わさび香るサーモンアボカド巻き」「わさび香るマグロアボカド巻き」「サクサク食感のとり天巻き」など全4種をラインアップし、すべてにハツシモを採用する。
神谷町トラストタワーでキッチンカー販売を開始
販売は、東京ワールドゲート神谷町トラストタワー1階屋外広場「TWGスクエア」にて、平日11時30分から14時まで実施。各日予定数量に達し次第終了となる。
これまで同施設2階「CoCo Lounge」で実証販売を行ってきたが、3月からは視認性の高いオープンスペースでキッチンカー展開を開始。オフィスワーカーや来街者が気軽に立ち寄れる環境を整え、“できたての巻き寿司”という新しい都市型ファストフード体験の拡張を図る。
「CoCo JAPAN」と連動、都市から地方へ価値を循環
本コラボは、森トラストグループが推進する産業支援プロジェクト「CoCo JAPAN」の一環として実現。都心拠点から全国の魅力ある食材や製品を国内外へ発信する取り組みだ。
“寿司×ファストフード”という革新的フォーマットを活用し、地域農産物の新たな販路・認知拡大モデルを提示。都市と地方をつなぐ共創の場として、食を起点とした地域ブランディングの可能性を探る。
社内発ビジネスから生まれた挑戦
「NINJA SPEED™」は、ミツカンの社内ビジネスコンテストから誕生。“できたての巻き寿司で心を満たす”をコンセプトに、酒かすを原料とする粕酢(赤酢)を使用した“赤シャリ”と、最適な温度管理による提供スピードを強みにする。
創業220周年を迎えたミツカングループは、「やがて、いのちに変わるもの。」をミッションに掲げる。今回の取り組みもまた、食を通じた地域との共創という形で、次の100年を見据えた挑戦の一環といえる。
自治体、テクノロジー企業、不動産ディベロッパー、地域コミュニティが連携する本プロジェクトは、“街の新しい日常食”の創出を目指す実証の場でもある。巻き寿司という伝統食をアップデートしながら、都市と地方の新しい関係性を描く試みとして注目される。
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(TOMORUBA編集部)