八芳園グループ、岐阜県御嵩町と連携協定を締結 特産品を軸に交流人口・関係人口の創出拡大を目指す
総合プロデュース企業の株式会社八芳園およびグループ会社の株式会社八芳園交流コンテンツプロデュースは、2025年12月19日、岐阜県御嵩町と「特産品等を通じた交流人口及び関係人口の創出拡大に関する連携協定」を締結した。
本協定は、御嵩町の特産品や地域資源を活用した商品・メニュー開発、観光コンテンツの拡充、プロモーション強化を通じて、地域活性化と持続的な交流の創出を目指すものだ。
「みたけのええもん」を起点に、事業継続と地域経済の好循環へ
協定では、御嵩町を代表する特産品認定制度「みたけのええもん」を重要な軸として位置づけている。
「みたけのええもん」は、2012年度にスタートした制度で、町の歴史や自然、文化へのこだわり、そして作り手の思いが込められた産品を認定する取り組みだ。
今回の連携では、同制度に認定された商品の生産体制強化や、地域全体で支える支援体制の構築を進め、事業者の継続的な経済活動を後押しする。単なる商品開発にとどまらず、地域に根差した産業の持続性を高める狙いがある。
中山道・願興寺など地域資源を磨き、観光消費の拡大へ
連携事項には、中山道や願興寺といった御嵩町の歴史的資源を活用した観光コンテンツの強化も盛り込まれている。
八芳園が培ってきた「空間演出」「体験設計」「食のプロデュース」といったノウハウを活かし、観光消費の増加につながる新たな体験価値の創出を図る。
あわせて、御嵩町を訪れる人の増加を目的としたプロモーションも強化。町外・県外からの来訪者だけでなく、継続的に関わる“関係人口”の創出を見据えた取り組みが進められる。
これまでの実績を土台に、継続的な共創へ
両者はすでに協業の実績を積み重ねている。2025年2月には、御嵩町主催のもと、「御嵩町を味わう1日『みたけのええもん大集合!』」と題した無料試食会イベントを開催。
八芳園のシェフが「みたけのええもん」を活用して開発したメニューを提供し、食を通じて地域住民との交流や特産品の魅力発信を行った。
作り手の思いや背景に触れられる場となった同イベントは、今後の展開に向けた確かな手応えを示すものとなった。今回の協定締結により、こうした取り組みを単発で終わらせず、継続的な地域共創へと発展させていく。
「日本を、美しく。」のパーパスのもと、地域と価値を共創
八芳園は、東京・白金台の日本庭園を拠点に、婚礼・宴会事業からMICE、地域プロモーション、エリアプロデュースまで多角的に事業を展開してきた。
「日本を、美しく。」というパーパスのもと、日本各地の魅力を掘り起こし、価値として編集・発信する取り組みを進めている。
今回の御嵩町との連携協定も、その延長線上にあるものだ。特産品と食、歴史文化、交流体験を掛け合わせた共創モデルを通じ、地域に新たな人の流れと関係性を生み出す試みとして、今後の展開が注目される。
関連リンク:プレスリリース
(TOMORUBA編集部)