NEXCO東日本「ドラぷらイノベーションラボ」ーースタートアップ・BONXに出資し、現場DXを推進
NEXCO東日本は、2021年より実施しているアクセラレータープログラム「ドラぷらイノベーションラボ」のなかで、同社初となるスタートアップ企業への出資として株式会社BONXへの出資を実行した。
取組の背景
「ドラぷらイノベーションラボ」では、スタートアップ企業等を始めとした新たな技術やサービスアイデアなどを持つ会社と、技術・ビジネスモデルを検証しながら、次世代の高速道路サービスの実現や地域の活性化、社会課題を解決するような事業の創出を目指している。スタートアップ企業等と技術検証を行った結果、技術等が有益であり、当社事業との親和性やシナジー効果が期待される場合には、出資を通じて事業連携を深化させていくという。
技術検証の結果、第一号案件として、「ドラぷらイノベーションラボ」第Ⅰ期の採択企業であり、音声デバイスによる現場DXを支援する株式会社BONXを出資先として選定し、出資を実行した。
株式会社BONXとNEXCO東日本が目指すこと
株式会社BONXは「BONX BOOST」をはじめとしたヒアラブルデバイスと、アプリケーション「BONX WORK」を企画・販売し、発話検知技術による完全ハンズフリーによる通話の実現や、通話の文字起こし、ライブ配信といった機能により、建設現場や工場、小売や宿泊施設といったさまざまな現場の安全性や生産性の向上に取り組んでいる。
▲BONX WORKを中心とした現場DX推進のイメージ
NEXCO東日本は本出資を契機として、高速道路を建設・維持・管理・運営するなかで培ってきた安全管理の高度化や業務の効率化、現場環境下におけるノウハウを活かし、現場のニーズをより的確に反映させた画像・音声・AIとの連携ソリューションによる現場DXを推進する。これにより、当社のみならず、今後ますます重要度が高まると考えられるさまざまな業種・業態の現場におけるDX推進を支援することで、社会課題解決につながるよう取り組んでいくという。
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