Web3を活用したロイヤリティプラットフォームを提供する24karat、プレシリーズAラウンドを実行
24karat株式会社はロッテベンチャーズ・ジャパン、XTech Ventures、三菱UFJキャピタル、SMBCベンチャーキャピタルを引受先とするプレシリーズAラウンドにて1.2億円の第三者割当増資を完了。今回の調達により、累計調達金額は1.8億円となった。今回調達した資金は主にプラットフォーム強化、ビジネス拡大に向けた人材採用、マーケティング活動に活用していくという。
24karatの事業と資金調達の目的
24karatは、Web3の持つ流動性や拡張性を活用して利便性を高めるとともに、承認欲求や自己満足といったロイヤルユーザーが抱える根源的なニーズがコミュニティによって楽しく継続的に満たされるループを構築し、ブランドとユーザーの強い繋がりを提案する。
このユーザー体験を実現する提供プロダクト・サービスとして、API、Webツール、アプリという3つのブロダクト・サービスを柱としてビジネス拡大に注力していくという。自由度が高く柔軟なプラットフォームによって、ブランドは現状のユーザーとの関わり方や課題感に合わせてロイヤルユーザー向けの体験をデザイン・構築し、迅速に取り組みを開始することができる。
消費財メーカー、小売企業、ファッション、スポーツ、放送など様々な業界での取り組みを行なっており、本格的な運用から4ヶ月ほどの2023年2月28日時点の実績として24karatの独自ウォレットの利用者数は5万を突破 、発行トークンやNFTのミント数も日々増加している。
今回の資金調達によってさらに多くの事例に対応すべくプラットフォームの拡張性と柔軟性を強化する開発を加速し、PR/マーケティング/セールスなどのビジネスサイド採用とマーケティング活動も強化していくという。
さらに、ブランドマーケティング向けサービスを発展させるとともに、Web3に相性の良いボトムアップ型のコミュニティ支援も開始。サステナビリティや教育、健康といった社会課題や地域自治体などの公益性の高いトークンを無料で発行し、協力企業をコンソーシアムとして募集する取り組みを始める。ミッションを投稿してユーザーの行動を促進したい企業、そして取り組みの趣旨に賛同して一緒にプロダクトやビジネスを推進するパートナー企業の連絡を受け付けているという。
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