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契約審査プラットフォーム「LegalForce」|シリーズDにおいて総額約137億円を資金調達、SoftBank、Sequoia Chinaなどが新たに参画

契約審査プラットフォーム「LegalForce」|シリーズDにおいて総額約137億円を資金調達、SoftBank、Sequoia Chinaなどが新たに参画

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契約審査プラットフォーム「LegalForce」、AI契約管理システム「LegalForceキャビネ」を提供する株式会社LegalForceは、シリーズDラウンドにおいて総額約137億円の資金調達を実施。これにより、LegalForceのエクイティによる累計資金調達額は、本ラウンド実施後、約179億円となる。

総額約137億円を調達

今回、SoftBank Vision Fund 2をリード投資家として、Sequoia China、Goldman Sachs、既存投資家であるWiL, LLC、みずほキャピタル株式会社、三菱UFJキャピタル株式会社など、それぞれが運営するファンドを引受先とした第三者割当増資により、シリーズDラウンドで総額約137億円の資金調達を実施した。調達資金は同社のミッションである「全ての契約リスクを制御可能にする」を実現するため、採用、開発、営業の強化に投資していくという。

LegalForceの事業

LegalForceは、弁護士の知見と最新のテクノロジーをかけ合わせて、契約業務の質の向上と効率化を実現し、契約リスクを制御するソフトウェアを開発・提供している。

■契約審査プラットフォーム「LegalForce」

「LegalForce」は契約類型別のチェックリストと契約書の照合を自然言語処理等の技術により自動的に行い、条文の抜け漏れや、リスクの可能性がある条文を瞬時に検出し、抜け漏れや見落としを予防する機能をコアとして、リサーチ機能、編集機能、構成機能、ナレッジ共有機能、案件管理機能、新旧対照表作成機能、契約書対応件数集計機能等、契約業務の品質向上と効率化を同時に実現する機能が搭載されている。2019年4月に正式版を提供開始し、約3年を経て、2022年3月現在2,000社を超える企業・法律事務所に有償契約にて利用されているそうだ。

■AI契約管理システム「LegalForceキャビネ」

2021年1月に提供を開始したAI契約管理システム「LegalForceキャビネ」は、2022年6月時点で450社以上の企業に導入されている。契約書を「LegalForceキャビネ」へアップロードするだけで、AIがタイトル、契約当事者名、契約期限などの必要情報を自動で読み取り台帳を作成。必要な契約書や条項を一瞬で検索可能だ。また自動で更新管理し、更新漏れによる契約終了、不要な契約の継続を防ぐこともできるそうだ。

本ラウンドより新たに参画する投資家からのコメント

■SoftBank Investment Advisers マネージングパートナー 松井健太郎氏

『企業法務における、業務効率化ニーズの高まりや人材不足を背景に、法務DXソリューションのニーズは高まっております。そうした中でLegalForceは、AI及び機械学習を強みとして、企業法務の幅広い実務へのソリューションを提供し、業務効率の改善を実現しています。この度は、このようにAIを活用して企業法務の変革を先導する、角田望様、小笠原匡隆様及びLegalForceの皆様の成長を後押しできることを大変嬉しく思います。』

■Rock Wang, Managing Director at Sequoia China

『リーガルテックにおけるSaaS企業のリーダーであり卓越した革新者であるLegalForceは、企業法務のプロセスをデジタル化し、契約業務を根本的に変革することを可能にすると考えています。LegalForceが今後も成長を続け、目覚ましい発展を遂げられるようサポートすることを楽しみにしています。』

■Stephanie Hui, Global co-head of Growth Equity at Goldman Sachs Asset Management

『生産性向上とリスク低減を目指したテクノロジーの活用が法律の専門家の間でも進んでおり、日本のリーガル市場にデジタル革命が起こっています。独自に開発したAIと弁護士の知見を備えたLegalForceが、革新的なイノベーションをリードしていくことを期待しています。』

※関連リンク:プレスリリース 

TOMORUBA編集部) 

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