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博報堂ミライの事業室×メンタルデータテックの「ラフール」 | 業務提携によりウェルビーイングタイプ診断モデルを共同開発

博報堂ミライの事業室×メンタルデータテックの「ラフール」 | 業務提携によりウェルビーイングタイプ診断モデルを共同開発

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株式会社博報堂の広告事業を超えた新規事業開発を目指す「ミライの事業室」は、メンタルデータテックの株式会社ラフールと、生活者一人ひとりのウェルビーイングの実現に寄与する、さまざまなサービスを開発することを目的として業務提携契約を締結した。第一弾として、ウェルビーイングタイプ診断モデルを共同で開発し、ラフールが企業向けに提供している従業員サーベイツール「ラフールサーベイ」に搭載した。3月28日より「ラフールサーベイ」導入企業への提供を開始する。

取り組みの背景

近年、企業においてはコロナ禍でのテレワークの長期化で、従業員がメンタルに不調を抱えていたり、管理者側も従業員の不調や変化を把握しづらい状況にある。そのような状況下で企業は、従業員が安心して仕事ができるように、従業員のメンタル状態に加え、個々の価値観や嗜好を踏まえたウェルビーイング(心身ともに充足している状態)の傾向を把握し、一歩踏み込んだ形で向き合うことが重要だ。

そこでミライの事業室が開発した独自の診断指標「生活者ウェルビーイング21因子」を活用した生活者調査をもとに『ウェルビーイングタイプ診断(ソフトクラスタリング)』の機能をラフールと共同で開発し、すでに1,000社以上の企業に導入されている従業員サーベイツール「ラフールサーベイ」に搭載。入力された回答から診断し、「生活者ウェルビーイング21因子」から抽出した5つのウェルビーイングタイプのうちどのタイプに近しいか、結果を表示する。

従業員が自身のメンタル状態に加え、ウェルビーイングタイプ(価値観や嗜好性)を自ら把握することができ、従業員同士や組織内のコミュニケーション活性化ツールとして利用してもらうことを目的としているという。

業務提携に至った理由

博報堂ミライの事業室は、慶應義塾大学医学部の宮田裕章教授とともに、生活者一人ひとりのウェルビーイングの実現を目指し『Better Co-Beingプロジェクト』を推進している。さまざまなステークホルダーとともに、生活者が一人ひとりのデータを共有しながら、生活者一人ひとりがウェルビーイングな状態を実現することを目指して、様々なパートナーとともに共同研究や事業開発に取り組んでいる。

一方でラフール社は、『ラフールサーベイ』を通じて、より多くの企業を組織の改善、業績向上へ導く、すべてのはたらく人とメンタルヘルスをつなぐプラットフォームを創造することを目指している。今回の業務提携を通じて、ウェルビーイング領域における新規事業創造を両社で推進していく。

博報堂ミライの事業室は、多様なパートナーと連携し、未来のウェルビーイングな社会の実現を目指し、生活者をより豊かにするサービスの構想・開発・実装に挑戦していく方針だ。

<参考資料>

■ラフールサーベイ/ウェルビーイングタイプ診断モデル(URL) 

※2022年8月以降、利用者のアンケート結果などを踏まえて、ウェルビーイングタイプ診断モデルを随時アップデートしていく予定。

■生活者ウェルビーイング21因子とウェルビーイングタイプ診断イメージ



株式会社ラフールとは

2011年創業。あらゆる業種の企業向けに従業員のメンタル・フィジカルの状態や、エンゲージメント、衛生要因を可視化する組織診断ツール『ラフールサーベイ』を開発・運営。⼀般的なストレスチェックに臨床心理などの視点を加え、心身の健康状態だけでなく、組織診断、調査、分析、対策までをワンストップでサポート。『メンタルデータテックで全人類を笑顔に』をビジョンに掲げ、メンタルヘルス領域において、豊富なデータ×テクノロジーで世界中の人々を笑顔にすることに挑戦している。

博報堂の『Better Co-Beingプロジェクト』とは

「これからの時代の新しい豊かさとは、一人で創るものではなく、人々が共創の中で生み出すもの」という宮田教授の考え方のもと、「生きるをつなげる。生きるが輝く。Better Co-being」というビジョンをもち、一人ひとりの多様な生き方を大切にしながら、社会全体のウェルビーイングを実現するための研究活動や実証実験を推進している。

いのちを響き合わせて多様な社会やコミュニティを創り、その世界を共に体験する中で、一人ひとりが輝く、という新しい社会像の創造へつなげていく。ビジュアルシンボル「ダイバースフィア(diver-sphere) *」は、多様な個と個が連関しあって生きる社会を表現している。

*多様性を示す「diversity」と世界の空間を示す「sphere」を組み合わせた、これからの世界を示す造語。

博報堂Better Co-BeingプロジェクトWEBサイト(URL) 


博報堂 ミライの事業室とは

2019 年に発足した博報堂の広告事業を超えた新規事業開発を目指す組織。「チーム企業型事業創造」を方針に、博報堂が自ら事業オーナーとなり、多様なパートナーと連携して生活者にとって価値ある新規事業の創造に取り組んでいる。博報堂の強みであるクリエイティビティとつながりを力に、ミライの新しい社会と産業をデザインしていく。

※関連リンク:プレスリリース 

TOMORUBA編集部) 

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