敷島製パン(Pasco)×オプティマインド | 走行ルート学習型配車サービス「Loogia」を活用し、商品配送におけるCO2削減へ
敷島製パン株式会社(Pasco)と株式会社オプティマインドは、Pascoの工場で生産された商品配送において発生する二酸化炭素の排出量削減を図るため、オプティマインドが提供する「Loogia(ルージア)」を活用し、配送ルートを見直して本格運用を開始したことを発表した。
取り組みの背景
Pascoは、日々10,000件以上の取引先へ商品を配送している。これまで人手により配送ルートを作成していたため、配送先の追加や削除があった際に、その都度個別に配送先の変更をしていた。そのため、トラック毎に回る配送ルートの効率に差異が生じていながら、改善することが難しいという課題があったという。
取り組みの内容
今回の取り組みでは、Pascoの2つの異なる配送拠点において、オプティマインドが提供する走行ルート学習型配車サービスである「Loogia」を活用したルート再編を実施した。人が作成することが特に難しい拠点間の狭間にある配送先について、どちらの拠点から配送すると、より効率的かをシミュレーションし、配車計画の見直しを行ったという。その結果、図1の削減効果を確認することができたそうだ。
▼図1:検証結果
今後もPascoとオプティマインドは、持続可能な社会を目指して、二酸化炭素の排出量削減に関する取り組みを展開していく考えだ。
オプティマインドの「Loogia」とは
「Loogia」とは、ラストワンマイル配送における走行ルート学習型配車サービスのこと。組合せアルゴリズムを活用し、「どの車両が、どの訪問先を、どの順に回るか」という配送計画を、複雑な条件や現場制約を考慮しながら短時間で作成し、効率的なルートを提供する。
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