スカイファーム×大丸有協議会|丸の内エリアでのロボット走行環境実証実験においてデリバリーシステムを提供
デリバリー・テイクアウトプラットフォーム「NEW PORT」の運営会社であるスカイファーム株式会社は、大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり3団体の一般社団法人 大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会(以下、大丸有協議会)がアイサンテクノロジー株式会社、三菱地所株式会社(大丸有協議会スマートシティ推進委員会委員長企業)、株式会社三菱地所設計と連携し、2022年1月22日(土)~25日(火)の期間、丸の内仲通り(東京都千代田区)にて実施したロボット走行環境形成の実証実験において、デリバリーシステムを提供した。
▲上写真:WEBはイメージ
実証実験期間中は、丸の内仲通りアーバンテラス(丸の内二丁目ビル前ブロック北側)に設置されている指定のテーブルより、スターバックス コーヒー 丸の内三菱ビル店への遠隔注文が可能となり、注文した商品をロボットがテーブルまで配送。同実証実験においてスカイファームは、デリバリー・テイクアウトプラットフォーム「NEW PORT」のシステム上での注文ページの構築および店舗側へはシステムを通して注文情報を受け取ることを可能としたオーダリングシステムを提供した。
ロボットの実走行実証実験概要
名 称:屋内外を統合した3Dデジタルマップの構築によるロボット走行環境形成実証実験
実施主体:一般社団法人大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会、アイサンテクノロジー株式会社
協力企業:株式会社ティアフォー、損害保険ジャパン株式会社、三菱地所株式会社、株式会社三菱地所設計、スカイファーム株式会社
走行期間:2022年1月22日(土)~25日(火)
走行時間:平日11:30~14:30、土日は11:30~16:30 ※アーバンテラス実施時間中
走行場所:丸の内仲通り(丸の内二丁目ビル前ブロック北側)〜スターバックス コーヒー 丸の内三菱ビル店
走行速度:最大3 km/h
同実証実験は、❶屋外の3D都市モデルデータ(東京都)と、屋内のBIMデータ(建物所有者)から、屋内外を統合して構築した汎用的な3Dデジタルマップを利用して、ロボットが実際に走行可能かを検証すること、❷2020年3月に策定・公表している「大丸有地区スマートシティビジョン・実行計画」の内の都市のリ・デザインに基づく”歩行者・モビリティ・ロボットが共存するウォーカブルな空間“の実現に向けた実用性を検証することを目的としている。
NEW PORTとは?
横浜ハーバーエリア及び東京丸の内にあるレストランのお食事や手土産をご自宅やオフィスに配達するデリバリープラットフォーム。自宅だけでなく、会議、イベント、勉強会、ミーティングのケータリングにも活用できる。予算や規模にあわせてオードブルの提案も行っている。
今後の展開
スカイファームは、「横浜での“クロスオーバー"からイノベーションの創出」のテーマのもと横浜市が設置した、関内ベンチャー企業成⻑支援拠点 ・YOXO(よくぞ)のパートナー企業。横浜ハーバーエリアでのテイクアウト・デリバリー「NEW PORT」をモデルとして、発注システム、受注管理システム、配送管理システムを3点セットで全国向けにクラウドサービスとして2021年より展開し、テクノロジーを活用することで課題解決・利便性向上に寄与し、快適な時間と空間の提供、不動産価値向上、飲食店支援、フードロス問題などへ取り組み、新たな価値の創造をしていくという。
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