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物流スタートアップのsouco、物流サービスプラットフォームの更なる拡充を目指し、総額4億円の追加資金調達を実施

物流スタートアップのsouco、物流サービスプラットフォームの更なる拡充を目指し、総額4億円の追加資金調達を実施

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倉庫のシェアリングサービス『souco』を運営する物流スタートアップの株式会社soucoは、第三者割当増資を実施し、総額4億円の追加資金調達を完了した。これにより、累計調達額は8.7億円となった。

物流業界では、深刻な人手不足を受け、DXやリソースの有効活用等、物流業界全体の労働環境の改善や人手不足を解消するための取り組みが進められている。souco社は、このような事業環境の中、2019年6月に企業間の倉庫シェアリングを可能とするプラットフォームサービスを開始した。日本全国の倉庫の情報を集約することで、誰もがインターネットを介して、簡単に倉庫の情報を得られるようにするとともに、倉庫の空きスペースの有効活用を促進した。2021年12月現在、倉庫事業者と荷主のアカウント登録数は2000超(※)となり、倉庫シェアリングにとどまらず、輸送の手配も可能な物流サービスのプラットフォームへと拡張している。

今回の資金調達により、物流サービスプラットフォームであるsoucoの更なるサービスの強化、拡充を行っていく。

※倉庫提供企業アカウントと荷主企業アカウントの単純合計数

今回の引受先 

・キャナルベンチャーズ株式会社

・凸版印刷株式会社

・トランコム株式会社

・マーキュリア・ビズテック投資事業有限責任組合

引受先からのコメント

■キャナルベンチャーズ株式会社 取締役 駒木 敬 氏 

物流のシェアリングプラットフォームにより業界に変革を興そうとしている貴社とともに、キャナルベンチャーズは、未来のあたりまえとなる物流インターネットの世界を創っていきます。決して容易ではないですが、困難だからこそ最高の熱意と技術力を持って挑戦していきましょう!

■凸版印刷株式会社 事業開発本部 戦略投資センター長 朝田 大 氏

この度、物流・倉庫領域に革新をもたらしうるsouco社のサービス内容、事業成長スピードやそれを実現させる経営力・組織力などを総合的に評価し、出資いたしました。トッパングループは、「DX」と「SX」によってワールドワイドで社会課題を解決するリーディングカンパニーを目指しております。本件取り組みで、特に物流DXにおいて研究・開発を加速させ、両社の強みを生かした新たな物流スキームの構築を目指すと共にsouco社の今後の更なる成長を大いに期待しております。

■トランコム株式会社 取締役専務執行役員 上林 亮 氏

弊社は「貨物」と「空車」のマッチングを行う求貨求車サービス事業を通じて、安定的かつ持続的な中長距離輸送サービスを提供しております。souco社が展開するマッチングプラットフォーム「souco」と弊社の求貨求車サービスを連携させることで、保管、輸送、配送の一気通貫のサービスを実現し、日本の物流の課題解決に一緒になって取り組んでまいります。

■株式会社マーキュリアインベストメント 代表取締役 豊島 俊弘 氏

souco社は、季節波動等によって生じる一過性の倉庫床の需給をマッチングするプラットフォームです。倉庫業界には恐らく昔から一過性の倉庫床需給が存在していたものの、長年この需給マッチングは電話や属人的なネットワークに依存していたため、マッチング精度は低いままで市場として認識されていませんでした。souco社は当該市場を顕在化するべく数年を費やし、供給サイドの一過性倉庫床のデータベースを構築しました。当該データベースは日本最大規模となっており、結果として多数の一過性倉庫床需要を持つ荷主の関心を引き付けております。souco社がこのマッチングマーケットを牽引し、一過性倉庫床の外部利用が一般化することで、荷主の倉庫コスト変動費化、また、倉庫提供者の収益拡大に貢献するものと期待しております。

関連リンク:プレスリリース 

TOMORUBA編集部

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