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サッポロHD×東急ストア | レシピ提案アプリ「うちレピ」がスーパーマーケット店舗と連携したフードテックサービス構築の実証実験を開始

サッポロHD×東急ストア | レシピ提案アプリ「うちレピ」がスーパーマーケット店舗と連携したフードテックサービス構築の実証実験を開始

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サッポロホールディングスは、2021年1月に開始した家庭にある食材からつくれるレシピや買い足す食材候補を提案し、料理を通じた家族コミュニケーションができる「うちレピ」のβ版webアプリにおいて、料理に関連する一連の体験をシームレスにつないだフードテックサービスの構築を目指し、株式会社京急ストアと、京急ストアが運営するスーパーマーケット店舗との連携に関する実証実験を2021年8月30日より展開する。

現在の「うちレピ」は、ユーザーの料理に関連する行動体験のうち、「在庫管理」「レシピ決め」にフォーカスしたサービス設計となっているが、以下の各種連携を構築することで、「買い物」「調理」「保存」へのサービス拡張を図る。同施策は、このうち「①購入情報連携」「②買足し提案連携」に関する実証実験となる。「うちレピ」は同施策、および同年6月より展開している各種実証実験を進めることで、現在新型コロナウイルス感染拡大の影響からその機会が急増している家庭での「料理」において、未来のスマートライフ実現を目指すという。

①購入情報連携:スーパーマーケット等での買い物情報を、「うちレピ」の食材在庫として取得する。

②買足し提案連携:スーパーマーケットの特売情報等と連携し、「うちレピ」から買足すべき食材候補を提案する。

③冷蔵庫内在庫情報連携:専用機器で取得する冷蔵庫内の特定商品の在庫情報を、「うちレピ」の食材在庫として取得する。

④レシピデータ連携:調理家電を使用したレシピを「うちレピ」に掲載し、当該レシピを選択すると調理家電へ情報連携して、使用する機能が自動選択される。

概要

「うちレピ」は東京都・神奈川県でスーパーマーケットを展開する京急ストアと連携し、2021年8月30日~9月30日の期間において、「①購入情報連携」「②買足し提案連携」に関する実証実験を、京急ストア2店舗(平和島店・金沢八景店)、もとまちユニオン3店舗(新宿店・日吉店・葉山店)で行う。ユーザーは「京急ストア」の店舗で購入した食材情報を、スマートフォンでのレシート撮影を介して「うちレピ」に登録することで、自宅食材と合わせてつくれるレシピの提案を受けることが可能。さらに、「うちレピ」から「京急ストア」の特売食材でつくれるレシピを期間中に定期配信する。

 

 

実証実験の背景

生活者はスーパーマーケットでの買い物において、買い物前にリストアップした商品に加え、その時の気分や特売情報により購入商品を選ぶため、家庭の食材在庫は複雑化してしまう。さらに、新型コロナウイルス感染拡大の影響から「自宅での食事」および「まとめ買い」が推奨されるようになり、その傾向がさらに高まることで、生活者が日々の料理で悩む機会は増えている。

レシピ提案アプリ「うちレピ」とスーパーマーケット「京急ストア」が連携することで、買ってきた食材と自宅食材でつくれるレシピを提案し、生活者の課題解決を促すとともに、特売商品からつくれるレシピを提案することで、買い物を考える手間を減らせることが期待される。

今後の展開

今回の実証実験により、生活者のスーパーマーケット店舗での買い物と食材の在庫管理、レシピ・献立の検討をシームレスにつなぐ新たなサービスの可能性を検証する。期待する効果が得られれば、スーパーマーケットの購入情報と「うちレピ」のデータ連携の自動化を検討し、より簡便により快適に、買ってきた食材からレシピが提案されるサービスを構築するとともに、ユーザー起点の新たなデータ価値の創出に向けた協業を進めていく。さらに、順次領域拡大を行い、毎日の料理をより簡単に楽しく感じていただけるサービスの提供を目指す。

「うちレピ」について

「うちレピ」は、各家庭にある食材を登録して、それらの食材を組み合わせてつくることができるレシピや買い足す食材候補をAIが提案するwebアプリ(特許出願中)。日々の献立や買い物を考える手間を減らし、さらに家庭の食材を使い切ることで気になる食品ロスが削減でき、家計への負担を軽減できるサービス。提案するレシピはサッポログループのポッカサッポロフード&ビバレッジ、神州一味噌、ヤスマに加え、食関連の多くの企業から提供され、豊富な種類で信頼性の高いレシピを入手でき、不慣れな人でも家庭での料理に取り組むことが可能。

また、家族で利用する食材在庫やお気に入りのレシピを共有することや、「とてもおいしかったよ」「今度、これ作ってみたい」といったコメントを残せるなど、料理に関するコミュニケーションをとることが可能という。

※関連リンク:プレスリリース

TOMORUBA編集部

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