大阪府堺市 | 市内で実証事業を行うスタートアップを全国から募集、上限200万円の経費補助もあり

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大阪府堺市では、市内外のスタートアップ等を対象に、本市における社会課題解決やイノベーション創出に資する新たなビジネスアイデアを全国から募集すると発表した。

取り組みの内容

S-Cube（株式会社さかい新事業創造センター）が、新たに設置する「さかいスタートアップトライアルラウンドテーブル」を通じ、支援対象事業者を選定し、中百舌鳥エリアや泉北エリアをはじめとする堺市内で行う実証機会の提供や実証事業にかかる費用の提供などにより、スタートアップビジネスの実現を支援する。

なお、「さかいスタートアップトライアルラウンドテーブル」とは、スタートアップが提案する実証事業を目利きし、産学官金連携により支援する仕組みのこと。市内公共施設、協力企業が有する施設など、実証事業のフィールドの斡旋・調整や資金調達支援、実証内容のPR等を行うという。

以下のいずれかを満たす実証事業を募集する。

（1）堺市の社会課題の解決や市民生活の質の向上に資する取り組みであること。

（2）堺市における産業振興やイノベーション創出に資する取り組みであること。

（3）堺スタイル（※）に資する取り組みであること。

※堺スタイルとは、感染予防と地域経済の回復との両立を目指し、新しいライフスタイルとワークスタイルを実践する取り組み。

■革新的なビジネスアイデアの実証事業を行うスタートアップ（※1）等であり、実証事業を行う過程で、堺市内の地域課題の解決への寄与や地域経済効果をもたらす可能性のある事業計画を有し、提案プロジェクトを自ら実施できる事業者。

■実証支援対象者　5者程度【うち補助金の対象事業者　2者（※2）程度】

※1：「革新的なビジネスアイデアの実証事業を行うスタートアップ」の定義については、

（1）経営者自らが革新的な（イノベーティブな）事業に挑戦し、社会に新しい価値を提供したり社会に貢献することによって事業を成長させることを目指し、堺市内で新たなビジネスアイデア等の実証に取り組む民間企業を指す。

（2）創業だけではなく、第二創業的ケースも含む。

（3）大企業は除くが、大企業のスピンオフベンチャー等は含む。

（4）申請時に堺市内に事業拠点を有するか否かは問わない。

※2：個人でも応募は可能だが、補助金の対象は企業のみ。

（1）各種サポート

・市内公共施設、協力企業が有する施設などの実証フィールドの提供

・民間事業者との連携により、実証事業実施に必要な支援を行う

・行政課題の提供（堺市の担当部署の紹介等）

・実証事業のPR支援　　等

（2）補助金の交付

・補助率／2分の1以内

・補助上限額／200万円

・補助対象期間／交付決定日から令和4年3月31日（木）まで

・補助対象経費／施設利用料やプロトタイプ製作費などの実証事業にかかる費用

令和3年7月21日（水）午後5時までに、S-Cubeホームページ内申込みフォームに必要事項を入力のうえ、エントリーシートを送付。