浜松市×NEC×ソフトバンク×ドコモ | データ連携基盤を活用した実証実験プロジェクトへの参加者を全国から募集
デジタル・スマートシティ浜松の実現に向けた第一弾として、IoTプラットフォーム「FIWARE(実証環境)」を活用した、浜松市内をフィールドとした実証実験プロジェクト「Hamamatsu ORI-Project」への参加者を全国から募集する。
募集する実証実験の対象期間は2020年8月~2021年1月の6か月間で、日本電気より「FIWARE(実証環境)」、ソフトバンクより「IoT通信環境及びIoTモジュール」、NTTドコモより「IoT通信環境」がそれぞれ提供される。
国土縮図型都市、浜松をフィールドにデータを活用した地域課題の解決や、新たなサービスの構築に興味がある人の参加を望んでいるという。
浜松市では昨年10月に「デジタルファースト宣言」を行い、4月1日にその司令塔となる「デジタル・スマートシティ推進事業本部」、及び「浜松市デジタル・スマートシティ官民連携プラットフォーム」を設立した。
現下の新型コロナウイルスによる影響により、社会全体の価値観や生活が大きく変化している。浜松市ではこの危機的状況をデジタル変革の大きな機会と捉えているという。
既に官民連携の様々なプロジェクトを推進しているが、デジタル・スマートシティ浜松の実現に向けた第一弾として、この度、データ連携基盤を活用した実証実験プロジェクト「Hamamatsu ORI-Project」への申込者を全国から募集する。
*ORI-Project
Hamamatsu Open Regional Innovation Projectの略称。ORIと織(おり)をかけ、遠州織物をはじめとした繊維の街・浜松で、糸を紡ぐように官民が連携し新たなイノベーションを起こすことを目指す。
Hamamatsu ORI-Project 概要
●募集内容
浜松市内をフィールドとし、IoTプラットフォーム「FIWARE(実証環境)」及びその他のデータを活用した、新しいアプリケーションやサービスを目指す実証実験プロジェクトを募集。
既存のアイディアに捉われない、自由なプロジェクトを期待しており、その中でも以下のテーマに関するプロジェクトを歓迎しているという。
<推奨テーマ>
・複数分野の連携
・COVID-19対策
デジタル・スマートシティ浜松の実現に向けた"第一歩"を、共に踏み出すプロジェクトを待っているという
●募集対象者
浜松市内をフィールドとし、FIWARE(実証環境)を活用した実証実験を希望する日本国内に存在する法人または個人。
●募集件数
10件程度
●実証実験の対象期間
2020年8月3日(月)〜2021年1月29日(金)
●実証実験への協力内容
浜松市デジタル・スマートシティ官民連携プラットフォーム、浜松市
・プラットフォームを通じた、浜松市内におけるフィールド選定への協力
日本電気株式会社
・FIWARE(IoTサービスプラットフォーム)の実証環境提供
・FIWAREに関する技術支援
ソフトバンク株式会社
・ネットワーク回線「IoTプラン」の提供(上限あり)
・IoTデバイスの提供(上限あり)
NTTドコモ株式会社
・ネットワーク回線「IoTプラン」の提供(上限あり)
※関連リンク:プレスリリース