Mira Robotics×大成 | 大阪梅田の商業施設「ハービスPLAZA ENT」で、ロボットを活用した館内警備の実証実験を実施
アバターロボットの開発を手掛けるMira Robotics株式会社は、総合ビルメンテナンス会社である大成株式会社とともに、大阪梅田にある商業施設「ハービスPLAZA ENT」(所有者:阪神電気鉄道株式会社)にて、ugo TS-Pによる館内警備の実証実験を2021年3月8日から3月12日まで実施した。
今回の実証実験は商業施設への導入に向けたもので、ugo TS-Pによる商業施設での巡回・立哨警備業務の実現と、ugoを稼働させることによる来訪者からの反響調査を目的に行われた。また、巡回警備業務を行いながらugo の付属モニターから施設の広告を流すことで、デジタルサイネージとしての活用も合わせて実験した。
ugoは警備員が行う立哨警備と遜色なく業務を行うことができたという。商業施設においてもugoが巡回警備を行う時間帯を考慮しながらシフトを組むことで、警備員の稼働時間削減につなげられる。また、施設内のエレベーターを用いてugo自身がエレベーターのボタン操作を行うことで、複数フロアでの業務が可能となることから、高い費用対効果を見込めるという。
次世代型アバターロボット「ugo(ユーゴー)」とは
"ugo"は2本のアームと高さ調整により遠隔で様々な業務を行うことができるアバターロボット。AIによる学習機能で同じ稼働条件下であれば自動モードも可能。従来の単純なアバターロボットと完全自動化ロボット双方の利点を併せ持つ次世代型ハイブリッドアバターロボットだ。
立哨や巡回など、施設警備における基本業務を警備員から警備ロボットに代替することで、コスト削減や、人と人との接触機会を減少させ感染症などへの感染リスクを低減できる。
▼今回、実証実験を行った「ハービスPLAZA ENT」
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