NejiLaw×メタルワン | 合弁会社を設立し、オープンイノベーションで鉄鋼業界の様々な問題解決を目指す
IoTネジなどを開発する株式会社NejiLawと、鉄鋼関連製品の流通を担う株式会社メタルワンは、2021年3月1日に合弁会社「株式会社NejiLaw MO IP Innovation」を設立したと発表した。新たに設立した合弁会社では、鉄鋼業界の「イノベーションエンジン」として、様々な問題解決を目指すという。
合弁会社設立の背景
日本は、少子高齢化・技能労働者の減少、社会インフラの老朽化、異常気象に伴う天災規模の甚大化が同時進行しており、既存の工法・製法では今後の社会インフラの維持管理・更新は難しくなると言われている。国土強靭化は待ったなしの状況だ。日本以外の先進国においても、今後、同様の傾向が顕在化することが見込まれる。
こうした背景をうけ、圧倒的な『創発力(創造的に発明するチカラ)』を保有するNejiLawと、広大な『ネットワーク』を保持するメタルワンがタッグを組み、ネットワーク上に浮かび上がる各種技術課題のブレークスルーを実現し、国土強靭化をはじめとした産業界の発展に広く貢献することを目指し、NejiMOを設立することに至ったという。
合弁会社で取り組む内容
新たに設立したNejiMOでは、鉄鋼業界の「イノベーションエンジン」として、様々な問題解決を目指すという。NejiMOの持つ「創発力=創造的に発明するチカラ」によって課題解決の提案を行い、クライアントであるパートナー企業との共同や協業によって量産開発、知財・ノウハウの権利化までを行う。
従来の「自前主義型開発」から、NejiMOと取り組むオープンイノベーションによって、課題解決の速度を飛躍的に上げることが可能だという。NejiLawとメタルワンは、NejiMOの設立を通じて、日本のオープンイノベーションの推進・活用化を図る考えだ。
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