東京ガス×エコナビスタ | 睡眠からシニアの生活リズムを見守りサポートするサービス「ライフリズムナビ+HOME」を提供開始
東京ガス株式会社とエコナビスタ株式会社は、シニアケアサポートサービス「ライフリズムナビ+HOME」(以下「同サービス」)を開発し、2021年2月3日より提供を開始した。
▲上写真：サービスの利用イメージ
同サービスは、エコナビスタが提供しているシニア施設向け「ライフリズムナビ+Dr.」※1で培った非接触型マットセンサーや温湿度センサー等による計測・解析技術を活用し、離れて暮らす家族（シニア）の日々の睡眠状態・生活リズムの見守りおよびエアコンの遠隔操作機能を、専用アプリを通じて提供するサービス※2。
※1 深刻化する介護現場での人手不足を解決するためのセンサーを活用した高齢者見守りクラウドシステム。室内に設置したセンサーで、室内の状況をリアルタイムに把握・アラート通知を行い、センサーから収集されたデータで健康レポートも作成できるため、大手をはじめとする介護施設への導入が進んでいる。
※2同サービスは安全を保証するものではなく、生活リズムを確認するサポートサービスとして利用されている。
「ライフリズムナビ+Dr.」は、約60施設・延べ5000人に利用されており、これまでに蓄積されたデータ量は国内トップクラス。睡眠データの解析は、医学博士の梶本修身氏（エコナビスタ会長）の疲労医学関連の知見に裏打ちされた独自の技術を活用しており、秒単位のセンサー情報を基にリアルタイムで解析している。
同サービスは、エコナビスタの知見・データおよび解析技術に、東京ガスが培ってきた住まいと暮らしに関わるニーズや課題に関する知見を組み合わせて共創したもの。
同サービスでは毎日の睡眠に着目し、見守られる側に心理的、肉体的な負担をかけることなく、睡眠深度・時間などの睡眠の質や、入床・離床時刻の推移などの生活リズムをいつでも確認できるため、見守られる側・見守る側、双方に日々の変化に気づきを促すケアサポートを実現。また、寝室の温度や湿度が予め規定された環境と異なる場合のアラート受信に加え、エアコンを遠隔で操作※3することもできる。
なお、提供エリアは1都3県で、今後順次拡大する予定。
※3 エアコンのメーカーや機種によっては対応できない場合がある。
両社は、今後とも共創を通じて超高齢社会におけるよりよい暮らしの実現を目指すとともに、新たな共創パートナーを加えながら、一人ひとりの暮らしから地域社会に至るまでの多様な課題を解決するさまざまなサービスを創出・提供していくという。
※関連リンク：プレスリリース
