「東急ベル」×NEC | シニア向けタブレット端末で在宅生活支援サービスを共同開発・実証実験を開始
東急株式会社と日本電気株式会社(以下、「NEC」)は、両社がこれまで培ってきたノウハウを生かし、シニア向けのタブレット端末を活用した在宅生活支援サービス(以下、「同サービス」)を共同開発し、2021年2月1日から2021年3月末を目途に東急線沿線に居住するシニア世代を対象に実証実験を実施する。
昨今、65歳以上の高齢者人口の割合が3割に迫る超高齢社会を迎え、高齢者のひとり暮らしも急増する中、生活に必要な食料品や日用品の購入が難しくなる「買い物困難者」問題の解消など、高齢者の孤立を防止していく必要性が高まっている。同サービスは、NECのシニア向けタブレット端末「Tablet PaPeRo」に、東急が手掛けるホーム・コンビニエンスサービス「東急ベル」の買い物代行や、電球交換や家財の移動などの軽作業、ハウスクリーニングなどの「家ナカ」サービスを簡単な操作で申込みできる機能を搭載し、各種サービスを利用しやすくすることで、シニア世代に寄りそった新たな生活支援サービスの提案・提供を目指す。
▲上写真:サービスイメージ図
<提供する機能(一部)>
■サービス提供
・タブレット端末上で注文された商品を自宅まで届ける、買い物代行サービス
・軽作業やハウスクリーニング、家事代行、不用品整理、庭木の手入れなどの「家ナカ」サービスの申し込み
■コミュニケーション機能
・離れて暮らす家族との伝言の送受信や、「Tablet PaPeRo」との会話
東急は今後も、生活を便利で快適にするサービスを拡充し、より豊かな沿線生活の実現をサポートし沿線地域を活性化させることで「日本一住みたい沿線」を目指す。また、NECは、AIなどの先進技術を活用することで東急線沿線の価値向上に寄与すると共に、安全・安心・公平・効率という社会価値を創造し誰もが人間性を十分に発揮できる持続可能な社会の実現を目指すという。
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