創薬バイオベンチャーの「セルアクシア」 | みやこキャピタルなどから7億円の資金調達
セルアクシア株式会社は、みやこキャピタル株式会社、三菱UFJ キャピタル株式会社、株式会社FFG ベンチャービジネスパートナーズ、岡三キャピタルパートナーズ株式会社、みずほキャピタル株式会社のベンチャーキャピタルがそれぞれ運営するファンド、およびエムスリー株式会社を割当先とする第三者割当増資を実施した。本シリーズBファイナンスにおける調達額の合計は約7億円になったという。
調達資金の用途
セルアクシアは、市場の大きな疾患ではなく、患者数が少ないために開発が置き去りにされてきた難病、希少疾病を対象として、先端技術を活用した治療薬の開発にチャレンジしている創薬バイオベンチャーだ。
2018年10月に採択されたAMED「再生医療の産業化に向けた評価基盤技術開発事業(再生医療シーズ開発加速支援)」の支援を受けて、これまでの治療法では治せなかった難治性の自己免疫疾患に対して有効な新規細胞治療薬E-MNC(CA-702)の薬事承認取得を目指し、治験開始準備を進めている。
今回の調達資金は、主にE-MNC/CA-702 の治験の準備と実施および治験薬製造とその品質管理のために使用し、E-MNC/CA-702 の実用化に向けて開発を推進する。また、本資金の一部は同社の保有するもう一つの柱の開発パイプライン「ダイレクトコンバージョン(DC)プロジェクト」にも活用し、この画期的な新技術の実用化に向けた研究開発も推し進めていくという。
引受先一覧
■みやこキャピタル株式会社
■三菱UFJ キャピタル株式会社
■株式会社FFG ベンチャービジネスパートナーズ
■岡三キャピタルパートナーズ株式会社
■みずほキャピタル株式会社
■エムスリー株式会社
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