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LUUPがANRI、ENEOS、大林組から約4.5億円の資金調達を実施

LUUPがANRI、ENEOS、大林組から約4.5億円の資金調達を実施

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電動マイクロモビリティのシェアリングサービス「LUUP(ループ)」を展開する株式会社Luupは、2020年7月にANRIをリード投資家としてENEOSグループのCVC(Corporate Venture Capital)であるENEOSイノベーションパートナーズ合同会社と株式会社大林組を引受先とする第三者割当増資を実施し、約4.5億円の資金調達を実施した。これにより、これまでのベンチャーキャピタル複数社、個人投資家複数名、事業会社を引受先とする第三者割当増資と合わせて、累計8億5千5百万円の資金調達が完了した。

今回の資金調達の背景

Luupは、電動・小型・一人乗りのマイクロモビリティのシェアリング事業を通して、日本に新しい短距離移動インフラを創ることを目指している。そのための第一ステップとして、街じゅうの電動アシスト自転車に、どこからでも乗れて好きな場所に返せるシェアサイクルサービス「LUUP(ループ)」を、渋谷区、目黒区、港区、世田谷区、品川区、新宿区の6エリアの一部で2020年5月25日より展開している。第二ステップとしては電動キックボードのシェアリングの実現、第三ステップではより多くの人々の移動課題を解決できるような新しい電動マイクロモビリティの導入を目指している。

今回新しく資本参画したENEOSグループと大林組は、それぞれ日本社会において特定の領域でのインフラを担ってきた歴史的な企業。ENEOSグループは「エネルギー」の領域で社会へのエネルギー供給環境を構築しており、Luupのモビリティへの最適なエネルギー供給体制構築を目指している。大林組は「まちづくり」の領域で建築・土木・開発の事業を行なっており、地域特性に適合した建設サービスの提供を通じて、よりよい生活を人々に届けることを目指している。

Luupは短距離移動インフラを創ることを目指しており、そのためには街中でエネルギーをモビリティに供給するシステム構築や、まちに合ったサービス形式で、まちの人々のニーズに応える種類・台数のモビリティを提供することが重要。今回の資金調達を元に、新しい電動マイクロモビリティの開発と、ENEOSグループおよび大林組との将来的な協業に向けて取り組みを進めていくという。

 

▲参考画像1:LUUPのモビリティ

ANRI プリンシパル 中路隼輔氏からのコメント

ANRIからLuupに対して最初の資金調達から継続的に出資をさせていただきました。創業期から苦しみながらも懸命に事業を前にすすめてきたことを日々近い距離で実感しており、このチーム・創業者なら新しい短距離移動の社会インフラをつくるという壮大なビジョンを達成しうると判断し、今回も出資させていただきました。今回も心強い企業様からのサポートを得ることができ、更に日本になくてはならないインフラとして発展していくことをサポートできればと考えております。

 

ENEOSイノベーションパートナーズ 社長 矢崎靖典氏からのコメント

この度は出資を通じて電動キックボードをはじめとする電動マイクロモビリティの社会実装を促進するLuup社と連携を深めることができ嬉しく感じております。ENEOSホールディングスが主催するアクセラレータープログラムを通じて共に未来を検討してきましたが、協業の先には持続可能なワクワクに満ちた世界があると考えております。2023年をめどに電動マイクロモビリティのシェアリングと最適なエネルギー供給体制の構築を行い、誰もが自由に移動できる社会の実現を目指します。

 

大林組 常務執行役員技術本部長 梶田直揮氏からのコメント

大林組は、事業環境の変化を成長の機会と捉え、将来への布石を打っていくことで、既存の事業の枠にとらわれない成長をめざしております。Luup社の電動マイクロモビリティのシェアリングサービスは、まちの価値を向上するソリューションと評価して、この度出資させていただきました。Luup社との関係強化及び当社技術との融合により、今後成長が期待されるスーパーシティ、スマートシティに欠かせない次世代モビリティ分野での新たなビジネスの拡大とそれによる魅力ある地域づくりに共同で貢献できることを期待しています。


▲参考画像2:電動マイクロモビリティが普及した将来の街のイメージ

※関連リンク:プレスリリース

(TOMORUBA編集部)

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