福岡銀行×MF KESSAI | 2者間オンラインファクタリングの事業化に向けた実証実験開始
株式会社福岡銀行は、2020年7月17日から、MF KESSAI株式会社*と、法人顧客向け2者間オンラインファクタリングサービス(売掛金早期資金化サービス)の共同事業化に向けた実証実験を開始した。
※株式会社マネーフォワード(東証マザーズ上場)の100%子会社
サービスの背景
福岡銀行は、地域企業の事業活動を支援する資金の提供に努めているが、日々の営業活動の中で、売掛金の「早期資金化」「未回収リスクの解消」といったニーズが高く、保証や不動産担保に依存せずに現在保有している流動資産(売掛債権)を上手に活用した、入金までのスピードが早い資金調達手段が求められていることが分かった。
今回、こうした顧客の声に応える手段として、現在抱えている売掛債権を、取引先への通知をすることなくオンラインでスピーディーに売却することで、売掛金回収日前の早期資金化が可能な2者間オンラインファクタリングが有効だと考えているという。
サービスへの思い
日本企業の約99%は中小企業であり、同行の顧客の中にも多くの中小企業がいるという。こうした中小企業の多くは資金繰りや資金調達の悩みを抱え、様々な手段を模索している。同行は従来の融資のみならず、2者間オンラインファクタリングという新たな資金調達手段を提供することで、顧客の成長と地域経済発展に貢献することを目指していくという。
実証実験の概要
※関連リンク:プレスリリース
(TOMORUBA編集部)