1. Tomorubaトップ
  2. ニュース
  3. バカン×ADK×江ノ電×藤沢市ほか| 江の島周辺の混雑状況を可視化する「ENOMAP」の実証実験をスタート
バカン×ADK×江ノ電×藤沢市ほか| 江の島周辺の混雑状況を可視化する「ENOMAP」の実証実験をスタート

バカン×ADK×江ノ電×藤沢市ほか| 江の島周辺の混雑状況を可視化する「ENOMAP」の実証実験をスタート

0人がチェック!

AI×IoTを活用してあらゆる空き情報を配信するスタートアップ 株式会社バカンは、江の島周辺の混雑状況を可視化する「ENOMAP(エノマップ)」の実証実験に同社のサービス「VACAN」を提供する。本実証実験はバカンのほか、藤沢市、株式会社ADKクリエイティブ・ワン、江ノ島電鉄株式会社、公益社団法人藤沢市観光協会の5者のパートナーシップにより実施する。なお、観光地エリア全体での「VACAN」の活用は初だという。

実証実験の内容

ENOMAPでは、観光施設や飲食店のリアルタイム混雑情報をマップ上に可視化する。観光客は、それをスマホなどから確認し、「密」を回避し安心して行動をすることができる。一方、観光施設や店舗では、配布される3つのボタンのみのシンプルな機器を操作することで、リアルタイムの混雑状況について発信できる。機器にはSIMカードが内蔵され単独で通信ができるため、コンセントにつなぐだけで使用開始できるという。

混雑を可視化する店舗は、7月17日時点で新江ノ島水族館など21件の予定だ。観光施設や飲食店以外にも、江の島内の居住者とも連携し、島内の道路や駐車場の混雑状況の配信も行う。今後、さらに配信ポイントの拡充に取り組んでいくという。

実証実験を行う背景

コロナ禍において、以前の賑わいを取り戻したいと考える観光地が増えている一方で、国が推奨する「新しい生活様式」実践のもと、「密」を避けて観光を行いたいとの声も増加している。AIやIoTを用いたリアルタイム空き・混雑情報配信に取り組んできたバカンは、コロナ流行前から江の島の観光施設の一部で混雑可視化サービスを提供してきたが、こうしたニーズの高まりを受け、江の島周辺エリア一帯の混雑可視化に「VACAN」のサービスを提供することにしたという。

5者の役割分担

下記5者で、実証実験に関する基本合意を締結する。役割分担は以下の通りだ。

■藤沢市(本事業に関する助言及び地域のステークホルダーとの調整)

■株式会社バカン(本事業に関する技術の提供)

■株式会社ADKクリエイティブ・ワン(本事業に関するコーディネート、プランニング、プロモーション等)

■江ノ島電鉄株式会社(本事業に関する助言及び地域のステークホルダーとの調整)

■公益社団法人藤沢市観光協会(本事業に関する助言及び地域のステークホルダーとの調整)

※関連リンク:プレスリリース

(TOMORUBA編集部)

新規事業創出・オープンイノベーションを実践するならAUBA(アウバ)

AUBA

eiicon companyの保有する日本最大級のオープンイノベーションプラットフォーム「AUBA(アウバ)」では、オープンイノベーション支援のプロフェッショナルが最適なプランをご提案します。

チェックする場合はログインしてください

コメント0件