アルバイトのマッチングアプリ「Baitry」を運営するスポットメイトとUSEN-NEXT HOLDINGSが資本業務提携
アルバイトのマッチングアプリ「Baitry(バイトリー)」を運営するスポットメイト株式会社と、株式会社 USEN-NEXT HOLDINGSは、資本業務提携したことを発表した。
飲食店では依然、人手不足が深刻化しており、USEN-NEXT GROUPが持つ飲食店や業務店などの75万件のお客様も、アルバイトスタッフ(ワーカー)の人材確保が大きな課題となっている。
スポットメイトは、業務店が体験型のアルバイト人材を募集できるバイトアプリ「Baitry(バイトリー)」を運営している。人材不足に悩む飲食サービス業などにとっては、アルバイト体験からスタートすることでワーカーの応募ハードルが下がり、人材が集まりやすくなるメリットがある。面接や書類選考ではわからないワーカーの趣味し好や性格もアプリ上で事前に確認でき、1日数時間から雇用可能な仕組みになっている。
アルバイト勤務が⻑く続かないワーカーが少なくない中、体験型アルバイトをスポットで経験してもらうことで、店舗はワーカーとの相性を、ワーカーは職場の雰囲気や実際の仕事内容などを確認することができ、店舗とワーカーのミスマッチを防ぐことが可能となる。そのため最終的には双方、⻑期雇用と勤務につながるという。
資金調達の背景と目的
今回の資本業務提携により、USEN-NEXT GROUP の顧客に対して、人材不足の課題解決に向けたソリューションの提供が可能となる。スポットメイトは、マーケティング・開発体制の強化による導入店舗数の拡大をはじめ、アプリ機能の充実とサービスエリア拡大に注力していくという。
スポットメイト株式会社 田中 佑馬 代表取締役からのコメント
「Baitry(バイトリー)」は、アプリ上で候補者と担当者がマッチングして、直接やりとりが出来るサービスであり、従来の求人サービスの課題であった求職者・採用者双方の情報の不透明さや、マッチングまでのスピード感を解消することができます。直接職場と働き手の新たな出 会い方を提供し、深刻な人材不足が社会課題となっている中、一つひとつの出会いのミスマッチをなくし、より良い出会い方のスタンダードになることを目指しています。
今般、「Baitry(バイトリー)」の取り組みの理念や志に共感いただき、⻑期的な視点で社会に対してインパクトを与えられるサービスに 成⻑させることができるパートナーとの資本業務提携が実現しました。資本業務提携を契機に、日本最大級の顧客基盤を持つ事業会社の 業界知見とネットワークを最大限活用し、更なるプロダクト開発と顧客基盤の強化に務めます。
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(eiicon編集部)