KDDIとMAKOTO、スタートアップの発掘・育成による地方創生に向け、包括的パートナーシップを構築
KDDI株式会社と株式会社MAKOTOは、2019年7月23日に、地域が抱える課題の解決および持続的発展を目指し、地域発のスタートアップ企業の発掘や育成を目的とした包括的パートナーシップを構築した。
KDDIとMAKOTOは、スタートアップ支援を通じて得た豊富な知見や人的ネットワークなどさまざまな資産を組み合わせ、地域社会の高度化を支える起業家育成に資する教育プログラムを構築し、地域の大学とも連携しながら地域発のスタートアップ企業の発掘や地域経済を支える起業家への育成を推進していくという。
1.包括的パートナーシップの内容
(1)地域における起業家育成に資する教育プログラムの構築
(2)地域のスタートアップ企業の発掘や育成に資するイベントの開催および、スタートアップ企業コミュニティの創生と活性化
2.締結日
2019年7月23日
■MAKOTOについて
MAKOTOは、仙台市に拠点を置く事業創造企業。「人が幸せに生きられる社会をつくる」をミッションに、ファンド事業、大学連携事業、自治体連携事業、起業環境創出事業を展開し、グループ各社が事業創造に取り組んでいる。2011年の設立以降、幅広い起業家層の支援および地方発スタートアップの投資・育成に尽力。現在では支援の概念に留まらず、自ら事業創造の牽引役となることで、地方から強い事業を生み出す「事業創造プラットフォーム」として進化することを目指している。
■KDDIについて
KDDIは、「通信とライフデザインの融合」を推進し、国内における約4,000万の個人の利用者に主に「au」ブランドの移動通信と固定通信サービスに加えて、コマース・金融・エネルギー・エンターテインメント・教育などのライフデザインサービスを提供している。海外では、ミャンマーとモンゴルにおいて個人の利用者向けサービスを提供し、「通信とライフデザインの融合」モデルを展開。
さらに、法人の利用者には、5GやIoTなどの技術を活用し、パートナー企業との連携により利用者のデジタルトランスフォーメーションをサポートするほか、KDDI「IoT世界基盤」や「TELEHOUSE」を軸に、グローバル規模で利用者のビジネスに貢献するサービス・ソリューションをワンストップで提供している。
KDDIグループは、"社会の持続的な成長に貢献する会社"として、SDGsの取り組みを加速させ、利用者や社会とともに持続的な成長・発展を目指している。
KDDIは、SDGsの達成に向け、事業を通じて解決する社会課題の一つとして、地方創生および教育事業に取り組んでいる。人財育成、ICTを活かしたビジネスの知見やファンドを軸にした地域企業のサポートに加え、教育における地域格差を解消するための環境整備もあわせて推進。地域や企業とのパートナーシップにより、サステナブルなビジネスモデルを構築し、課題を継続的に解決できる「地域の明日」を、創っていくという。
<KDDIが目指す地方創生の姿>
今回の取り組みは、「KDDIが目指すSDGs」の「事業を通じて解決する社会課題」のうち、「地方創生」と「教育」に該当する。
※関連リンク:プレスリリース
(eiicon編集部)