デンソー、シアトルにオープンイノベーション拠点を開設 | モビリティサービス分野での研究開発を加速
株式会社デンソーは、7月17日、新たなサテライトR&D拠点として米国に「シアトル・イノベーション・ラボ」を開設した。同拠点において、オープンイノベーションを強化し、モビリティサービスの研究開発を加速させていくという。
デンソーは、多様な車両データを収集・解析するための車載コンピューター開発や、車両データをクラウドコンピューターと通信で連携させる技術を培ってきた。今回、拠点を新設したシアトルには、IT系企業や大学が多く集結しており、デンソーが保有する車両向け技術と先進的なIT技術の融合を進めていく。
これまでもデンソーは、米国、イスラエル、カナダ、フィンランドの4カ国にサテライトR&D拠点を広げ、大学、研究機関、スタートアップ企業とのオープンイノベーション活動を進めてきた。デンソーは、世界のイノベーションの震源地にR&D機能を配置することで、グローバルに地域特性を生かした研究開発を加速させ、次世代のモビリティ社会の実現に貢献するという。
■概要
設立年日:2019年7月17日(米国時間7月16日)
所在地:2033 6th Ave, Seattle, WA, U.S.A.
名称:シアトル・イノベーション・ラボ(Seattle Innovation Lab)
■デンソーのサテライトR&D活動マップ
※関連リンク:プレスリリース
(eiicon編集部)