趙徳鵬
なぜ私たちはロボット会社RobotBankを創業したのか?

なぜ私たちはロボット会社RobotBankを創業したのか?

当社は当初、主として企業のデジタルトランスフォーメーションや自動化に関するコンサルティングサービスの提供に力を注いできました。その流れを経て、2021年にはサービスロボット製品の販売代理店としての事業展開を始め、企業向けの自動化ソリューションの提供を開始しました。今日において、サービスロボット市場はなお成長初期段階にある一方で、コスト面での優位性から海外製品が大部分の市場シェアを占有しています。しかしながら、海外製品は必ずしも市場ニーズに完全にマッチしているわけではありません。当社が創業から約1年の間で直面した多種多様な問題は、大きな挑戦のように見えましたが、私たちはそれを千載一遇のチャンスだと捉えました。これらの問題は大きく4つに分けられます。それは、(1)海外企業に起因する問題、(2)海外企業が生産する製品に関わる問題、(3)製品のサービスについての問題、そして(4)労働力不足などの社会問題です。これらの問題は私たちにとって、熟慮する良いきっかけとなりました。(1)それではまず、海外企業に関する問題について考えてみましょう。これらの問題は2点に分けることができます。一つは企業間の文化差に由来する認識のズレ

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1年前

第16回 浜松ビジネスマッチングフェアに出展のお知らせ

第16回 浜松ビジネスマッチングフェアに出展のお知らせ

2023年7月19日より開催される「浜松ビジネスマッチングフェア」に出展することになりました。皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。

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1年前

自動運転技術(L4)を惜しみなく活用した配膳・配送ロボット新登場

自動運転技術(L4)を惜しみなく活用した配膳・配送ロボット新登場

ロボットバンク株式会社は、海外大手のロボットメーカーをはじめ、国内外のパートナー企業と連携したロボットプラットフォームを構築し、サービスロボットを活用した労働代替化に貢献していきたいと考えています。今回は次世代の最新自動運転技術を最大限活用し、より安心、安全に配膳、搬送を実現するための商品としてたスマート配膳・搬送ロボットの2種類を同時に販売を開始します。本ロボットは屋外走行が可能なうえ、最大200㎏まで搭載が可能な工業用の搬送ロボットと、レストランなどの配膳ロボットがございます。いずれも従来のセンサだけで位置決めを行うだけでなく障害物認識用のカメラを複数台搭載し、より安心、安全な製品設計を心掛けています。本製品は360度外周の状態を常に監視しロボット単独で障害物を自動判断できるため通過幅65㎝とう非常に小さな空間であっても配膳・搬送する事が可能です。また、自動車の自動運転技術を活用する事により、屋外走行や自動地図更新などお客様の環境の変化に応じて幅広く活用して頂く事が可能な製品となっています。社会がより進歩するために、人々がより幸せになりために、をモットーに活動するロボットバンク株式会社(本社:東京都新宿区

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1年前

業務用清掃ロボット:動作原理からメンテナンスまで、ハイテク設備の全貌を解明

業務用清掃ロボット:動作原理からメンテナンスまで、ハイテク設備の全貌を解明

業務用清掃ロボットは、さまざまな分野で広く活用されており、清掃効率を大幅に向上させ、人間の負担を軽減し、人件費を節約することができます。その動作原理とプロセスを理解し、適切な保守管理を行うことが、その正常な運用と寿命延長の鍵となります。一、作動原理 物業の清掃ロボットは主に、ナビゲーションと位置決め、センサーによる認識、清掃機能、データ記録の四つの核心原理に依存しています。内蔵地図と位置決めシステムにより自己ナビゲーションを行い、多種のセンサー(例えばレーザーレーダー、カメラ、赤外線センサーなど)で環境感知や障害物の認識を行い、ローテーションブラシや掃除機などの機能モジュールで清掃を行い、清掃のプロセスと結果を記録し、クラウドにデータを送信して物業管理者が分析と決定を行う。二、作業フロー 物業の清掃ロボットの作業フローは、プログラム設定、自律ナビゲーション、清掃作業、データ記録、異常処理を含みます。具体的な清掃ニーズに基づいて、巡回エリア、時間、ルートなどのパラメータを設定する必要があります。設定したエリア内で、予設の地図ルートに従って自律ナビゲーションを行い、指定の清掃ポイントで清掃作業を行います。清掃中に

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1年前

第4話「コミュニケーションロボット」ーいま流行りの人口知能を使ったコミュニケーションでは一体何ができるの? 正しく知識を整理してAIを活用しよう!

第4話「コミュニケーションロボット」ーいま流行りの人口知能を使ったコミュニケーションでは一体何ができるの? 正しく知識を整理してAIを活用しよう!

近年では、深層学習の発達により、音声認識の精度が格段に向上しています。前節お話ししたコミュニケーションロボットを始め、AIを活用してコールセンターにおける顧客の大量の音声データを高度な音声認識と感情認識で企業の経営課題を解決する音声ビッグデータ・ソリューションなども存在します。音声データの収集が進んだことで音声認識の精度自体が大きく向上させる要因になったのではないかと考えられます。では、技術的なお話をしてみたいと思います。音声認識によって音声を文章に変換するプロセスには、細かく分けて3つのステップが存在します。1つ目のステップが、音波を音素へと変換するステップです。音素とは、言語学・音韻論において、母語話者にとって同じと感じられ、また意味を区別する働きをする音声上の最小単位となる音韻的単位を指します。 「あ」は「a」、「か」は「k-a」として発音されますが音が空間中を伝わる時は全ての音が波として伝わります。その波をaやkなどの子音と母音の意味のある音素へと変換するステップが最初のステップです。2つ目のステップがその音素を複合して単語へ変換します。音声認識は、音の波を音素、単語、文章へと変換していきますが、1つ

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1年前

第31回ヨコハマビルメンフェアに出展いたしました

第31回ヨコハマビルメンフェアに出展いたしました

ロボットバンク株式会社(本社:東京都中央区)代表取締役 趙徳鵬は2023年5月10日、横浜市横浜産貿ホールで行われた第31回ヨコハマビルメンフェアに出展いたしました。■開催概要『環境に配慮したビルメン用品等の展示即売』を目的とした展示会に弊社スマート清掃ロボットT1を出展し会場内実演コーナーで実演いたしました。日時:2023年5月10日(水)会場:横浜産貿ホール展示機種の概要:https://www.robotbank.jp/product/13.html■当日の会場の様子展示会当日は大勢の人がご参加頂き大変ご好評頂きました。世間では労働人口の減少が加速しており、人に代わり清掃作業の一部をロボットが行う事で社会課題を補い、人とロボットが共に協働できる社会の実装を目指しており、大変良いご機会を頂戴いたしました。【ロボットバンク株式会社の概要】会社名 :ロボットバンク株式会社所在地 :東京都中央区日本橋本石町2-1-1設 立 :2022年2月代表取締役:趙 徳鵬URL:https://www.robotbank.jp/

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2年前

第3話「コミュニケーションロボット」- 会話するための人工知能が複数搭載されている

第3話「コミュニケーションロボット」- 会話するための人工知能が複数搭載されている

今日のお天気は?何気ない会話1つをとってもコミュニケーションロボットでは非常に複雑な処理がされています。人がロボットとバーバル(言語)コミュニケーションを実現しようとすると内部では様々な人工知能技術が用いられ処理されています。そこで今回は会話で必要とされる人工知能や必要となる能力について技術的に明らかにしていきたいと思います。AI受付・案内サービスロボット RakuRobot-MINIhttps://www.robotbank.jp/product/67.html2023年現在サービスロボットは市場拡大があるにせよまだまだ普及の途上にあります。そのためロボットを見ただけでは何ができるロボットなのか判別して頂く事が困難な状況です。コミュニケーションロボットですから会話が発生しないと機能を十分に発揮する事が困難であり、ロボットと人が会話を開始してもらう必要があります。設置されているコミュニケーションロボットが、会話ができるロボットとして社会に認知されていればよいですが、一般的には話しかけてもらうだけでも一苦労です。例えば、ロボットバンク株式会社が開発、販売するMiniという小型のコミュニケーションロボットがありま

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2年前

コミュニケーションロボットは案内ロボットとしての利活用は広がっている

第2話「コミュニケーションロボット」ー案内ロボットとしての利活用は広がっている

人工知能の発達と同時に社会情勢が大きく変化としてきており、労働人口が減少が慢性化してきております。そんな中サービスロボットが提供するサービスの品質が向上していることからサービスロボット全体の市場が拡大傾向にあります。また、その中でもコミュニケーションロボットが大きな成果を産んでおり非常にたくさんの場所で見かける様になりました。最近では、駅構内の案内やビルの案内、ショッピングセンター内の売り場の案内などいろいろな機会でそうしたサービスロボットが活躍する機会が増えてきています。コミュニケーションロボットは、会話が発生するさまざまな場面で人の代替え手段となり得るため、利活用の幅が大きく広がっています。例えば駅構内の乗換案内やショッピングセンターなどの店舗の案内、図書館や病院での各目的地の案内などたくさんの用途で有効的に活用されています。また、介護施設では、お年寄りのエンターテイメントとしてもクイズや余興やダンスなどを行うロボットとして利用されていたりします。市場が拡大していることも追い風になっています。旅のガイドや工場見学ガイドとしてコミュニケーシュニケーションロボットが利活用されるようになってきています。こうした

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2年前

第1話「コミュニケーションロボット」ロボットと人の会話が会話できる

第1話「コミュニケーションロボット」ロボットと人の会話が会話できる

ロボットといえば、真っ先に思い浮かべるのはコミュニケーションロボットではないでしょうか。 特に日本人の場合、ロボットといえばドラえもんのネコ型ロボットやガンダム、鉄腕アトム・・・などといった漫画のキャラクターのように、直立二足歩行で人々の心に寄り添ってくれるものを想像する人も多いと思います。ロボットとの会話や動きを通じて交流を楽しめるコミュニケーションロボットは、子どもの遊び相手やお年寄りの見守り、日々の寂しさを紛らわせるためなど、多様な用途に使えます。最近ではオフィスン会議室や商談コーナーの案内などにもロボットが活用されるようになってきています。人の発する言葉を理解して応答する、いわゆるバーバルコミュニケーションの能力は必須といっても過言ではないでしょう。そこでコミュニケーションロボットの特にバーバルコミュニケーションに必要とされる技術について取り上げます。バーバルコミュニケーションとは、言語で相手に伝達を行うコミュニケーションのことで、言語コミュニケーションとも呼びます。 バーバルコミュニケーションは、メールや手紙などの文章や、会話で発する言葉が対象となっていて、言葉自体の意味や話の内容が相手に伝達される

趙徳鵬

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