京セラ×ライオン | ソニーの事業化支援プログラムを通じ、音楽が聴こえるハブラシを共同開発
京セラ株式会社(以下、京セラ)とライオン株式会社(以下、ライオン)は、ソニー株式会社(以下、ソニー)が展開するスタートアップの創出と事業運営を支援するプログラム「Sony Startup Acceleration Program(ソニー・スタートアップ・アクセラレーション・プログラム)」を通じて、子ども向け仕上げ磨き専用ハブラシ「Possi(ポッシ)」を開発した。
7月3日(水)より、ソニーが運営するクラウドファンディングサイト「First Flight」にて、事業化に向けた支援募集(クラウドファンディング)を開始する。
本開発品は、「子どもが嫌がる歯磨きを楽しい時間に変える」をコンセプトに、デザイン・音楽・テクノロジーを融合させた新しい子ども向け仕上げ磨き専用ハブラシ。電気信号を振動(音)に変換する圧電セラミック素子をハブラシのヘッド部分に埋め込むことにより、ブラシが歯に当たるとハブラシのヘッド部分から歯に振動(音)が伝わり、音楽などを楽しめる。(※ハブラシのヘッド部分が歯や口腔内に触れている間のみ、本人に音楽が聞こえる)
京セラは、オープンイノベーションによる新規事業の創出を加速するため、2018年よりソニーが展開するスタートアップの創出と事業運営を支援するプログラム「Sony Startup Acceleration Program(以下SSAP)」の社外向け案件第1号として、ソニー本社内に設けられた社外の新規事業プロジェクト用の専用スペースに入居し、製品開発に取り組んできた。
今回の開発品は、ソニーがSSAPを通じて提供するスタートアップの事業化のための体系的なノウハウや知見をベースに、京セラの有する高いセラミック技術とライオンのオーラルケア製品に関するノウハウを融合している。また、ソニーのクリエイティブセンターによるデザイン協力や、Possiをテーマとした楽曲などにより、実用性に加えてエンタテインメント性を兼ね備えた製品となっているという。
※関連リンク:プレスリリース
(eiicon編集部)