衆議院議員やオープンイノベーターも登壇。東京青年会議所が「オープンイノベーション」をテーマとした例会を開催。
「明るい豊かな社会」を実現するために、時代の担い手としての自覚と責任感を持った25歳から40歳までの青年経済人で構成され活動している団体である、公益社団法人 東京青年会議所。――3月18日(月)、東京青年会議所はオープンイノベーションをテーマとし、「つながる力で社会を変える未来型資本主義」と題した3月例会を開催した。
第一部では東京青年会議所のOBであり衆議院議員の平将明氏が登壇。オープンイノベーションの大事さ、そして何をビジョンとするか、SDGs、ダイバーシティ、イノベーション、ESG投資などの今後重要な経済や社会活動について、民間企業も社会課題解決を伴ったサスティナブルな行動の重要性について語った。
第二部では藤田英明氏(株式会社ケアペッツ 代表取締役)と中山俊氏(アンタ―株式会社 代表取締役)によるパネルディスカッションを実施。オープンイノベーターである両名が、具体的な事業や協力団体の見つけ方などについて議論を交わした。さらに、介護問題と犬猫殺処分問題を同時にカバーしたり、医師として専門領域をシェアして患者さんの命を救ったりなど、新しい取り組みについても言及した。
第三部は平将明氏と、東京青年会議所 理事長である塩澤氏による対談が実施された。ビジョンがないと政策はなく、政策がないと運動がない。運動をする(行動をする)ことの重要性を説いた。
そして、例会の終了後にはオープンイノベーションをテーマとした、全体懇親会を開催。東京青年会議所のメンバーや一般の方々が参加し、東京青年会議所内でのオープンイノベーションの実例の発表や、様々な業種、業界の経営者や企業で活躍するリーダーたちが交流した。参加者は過去最大の人数規模。会場は熱気に包まれた。
「オープンイノベーションという手法を活用した取り組みは、今後より重要となり、新しい市場の創造や、社会課題解決に有効であることが行政的な観点、そして、実際の企業の実例を知ることで、より身近に実感することができた」と同会の出席者は語る。東京青年会議所では、オープンイノベーションを活用した取り組みにも積極的にチャレンジをしていくという。
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(eiicon編集部)