建設人材マッチングプラットフォームを運営する助太刀、17億円の資金調達を実施
20万超の登録事業者が利用する国内最大級の建設人材マッチングプラットフォームを運営する株式会社助太刀は、パナソニック ホールディングス株式会社、日本郵政キャピタル株式会社、三井住友信託銀行株式会社、およびMPower Partners Fund L.P.などの既存株主他を引受先とした第三者割当増資による17億円の資金調達を実施した。
資金調達の背景と目的
建設業界では就労者の高齢化や若年層の新規入職者の減少により、慢性的な人手不足が深刻な問題となっている。助太刀は「建設現場を魅力ある職場に。」というミッションのもと、建設業の慣習や法規制に合わせて従来の業界構造ではなし得なかった最適な建設人材マッチングを実現することで、人手不足を解消に取り組んできた。
2024年4月から建設業にも「働き方改革関連法」が適用され、時間外労働の上限が規制されるようになったことで、人手不足がさらに深刻化することが予想されている。こうした状況を踏まえ、当社では既存事業に加え、職人のキャリアパスを支援するサービス「助太刀学院」を通じた教育事業への新規参入を発表するなど、事業機会の更なる拡大を図っている。
今回、同社の主力サービスである「助太刀」および「助太刀社員」の成長と社会的課題に対応した新規事業を継続的に創出していくことを企図し、資金調達を実施した。調達に際しては、既存株主からの出資に加えて、新たに株主となるパナソニック ホールディングス株式会社、日本郵政キャピタル株式会社を通じて、パナソニック ハウジングソリューションズ株式会社、日本郵政グループとの事業面での連携を推進することで、成長戦略をさらに加速させていく予定。これにより、同社の事業領域を拡大し、顧客への提供価値と企業価値の最大化を目指すとともに、建設業界全体の発展に寄与していく。
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