保険DXを推進するjustInCaseTechnologies、シリーズBファーストラウンドで5.7億円の資金調達を実施
保険DXを推進する株式会社justInCaseTechnologiesは、複数社を引受先とした第三者割当増資により、シリーズBファーストラウンドで新たに5.7億円の資金調達を実施した。これにより、justInCaseグループでの調達額は累計17.7億円となった。
justInCaseグループは、「助けられ、助ける喜びを、すべての人へ。」をビジョンに、「あらゆる不安に寄り添う、“良い”保険を発明する。」ことで、保険の本質的な価値を創造・提供することを目指している。保険をわりかんがん保険として日本で初めて販売するなど先進的な商品を開発するだけでなく、SaaS型保険システム「joinsure」を活用して大手損害保険会社と業務提携を行うなど、インシュアテックで保険業界のDX推進に寄与する取り組みを行っている。
今回の調達により、「joinsure」の提供拡大や機能の充実、またそれに係る人材の採用を主に強化し、事業成長を図る。ソフトウェアの提供にとどまらず、同社が持つ新規事業開発のノウハウ・コンサルティング力を活かし、提携企業との共同での事業開発やマーケティングソリューションの提供など幅広い価値提供をすることで、同社は引き続き保険業界のDX化に貢献していくことを目指しているという。
joinsureについて
「joinsure」はjustInCaseグループの知見を元に同社が開発したSaaS型のクラウド保険業務システムで、保険募集システム、契約管理システム、保険金請求管理システムからなり、新会社立ち上げ時、新商品開発時、プラットフォーマーとの連携時のミドルシステムとしての導入などに幅広く活用されている。少額短期保険事業のみならず生損保の保険業務にも対応しており、通常のスクラッチ開発対比で初期費用の大幅なコストカットを実現したことに加えて、保険商品を素早くマーケットに投入したり、プラットフォーマーと協業して顧客ニーズにマッチした多様なエンべデッドインシュアランスを推進することを可能としているという。
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