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有翼式再使用型ロケットの研究・開発を手がけるSPACE WALKER、5.5億円を調達

有翼式再使用型ロケットの研究・開発を手がけるSPACE WALKER、5.5億円を調達

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株式会社SPACE WALKERは、2022年3月を以て、個人投資家を中心にシードラウンドにおけるコンバーティブル・エクイティ及び社債等により、5.5億円の資金調達を完了した。これにより、累計資金調達金額は12.16億円となった。

【▲上写真:代表取締役CEO 眞鍋 顕秀氏】

資金調達の背景

スペースウォーカーは、誰もが飛行機に乗るように自由に地球と宇宙を往来する未来を目指し、持続可能な宇宙輸送手段を提供するために、有翼式再使用型ロケットの研究・開発を行っている東京理科大学発ベンチャー。

また、昨年7月に複合材事業を立ち上げた。同社が手がける宇宙開発にて培われた世界トップレベルの軽量な複合材製容器は、宇宙のみならず、陸海空にまたがる脱炭素化社会に向けた水素サプライチェーン・プラットフォームの構築において、特に重要な要素である水素の貯蔵容器としても注目されているという。そして、東京都及び(公財)東京都中小企業振興公社による「令和3年度TOKYO戦略的イノベーション促進事業」にも採択されている。

資金調達の目的

今回の調達資金では、サブオービタルスペースプレーンの技術実証、商用機開発、及び新たに立ち上げた複合材事業への設備投資、これらに伴う人員強化、広告宣伝費等の運転資金等に充て、更なる事業拡大を目指すという。

株式会社SPACE WALKER 代表取締役 眞鍋顕秀氏のコメント

2021年に発表したサステナブル宇宙開発宣言を機に、改めて私自身も宇宙のみならず緊迫する地球環境や社会課題に深く向き合うようになりました。兼ねてより、開発を進めてきたサブオービタルスペースプレーンは、再使用型ロケットであり、クリーン燃料を使用することは念頭にありま したが、この度の資金調達により、宇宙開発にて培われた技術を地上への脱炭素化社会に貢献できる機会をいただき、複合材事業を新たに立ち上げることができました。より一層技術に磨きをかけ、宇宙のみならず陸海空の物理的経済領域にて、スペースウォーカーの社会への役割を果たしていき、次世代に引き継がれる企業へと成長させていきます。皆さま、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

関連リンク:プレスリリース 

TOMORUBA編集部) 

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