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【オープンイノベーション用語辞典①】 アクセラレータープログラムとは?

【オープンイノベーション用語辞典①】 アクセラレータープログラムとは?

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多種多様な業界の大企業が取り組む「アクセラレータープログラム」

オープンイノベーションのトレンドの一つとして、大企業が「アクセラレータープログラム」を開催することが増えてきました。しかしながら、この言葉を聞き慣れない方も多いのではないでしょうか。 

「アクセラレーター(Accelerator)」とは、加速者、(自動車などの)加速装置、アクセル、促進剤といったことを意味する英単語。そこから派生し、大企業がスポンサーとなって、スタートアップ企業や起業家とともに事業共創を加速させ、達成させる取り組みを「アクセラレータープログラム」と言います。 大企業が主催するビジネスコンテストといった形で実施されることが多く、スタートアップ企業や起業家がプログラムを通して事業プランをブラッシュアップさせ、ピッチ(プレゼンテーション)で優れたプランを選出。 

大企業からの資金調達やリソースの獲得といったインセンティブを手にします。 

これまでeiicon labでも、以下のアクセラレータープログラムを紹介してきました。

Gulliver Accelerator
https://lab.eiicon.net/20160927_idom/
https://lab.eiicon.net/20160929_idom/   

東急アクセラレートプログラム
https://lab.eiicon.net/20161005_tokyu-ap/   

富士通アクセラレータプログラム
https://lab.eiicon.net/20161024_fujitsu/   

その他にも、KDDIの∞ Labo(無限ラボ)、朝日新聞社の「Asahi Shimbun Accelerator Program、三菱東京UFJ銀行のMUFG Fintech アクセラレータなど、多種多様な業種・業界の大手企業がアクセラレータープログラムを立ち上げ、運営しています。  

大企業/スタートアップ企業・起業家、それぞれのメリットは?

アクセラレータープログラムは、スタートアップ企業や起業家自身の主体性・意志を重視しながら、メンター陣がその経験や人脈を用いて、短期間で大きな事業成長を目指すもの。大企業による開発の外注や下請け探しプログラムとは異なる点が特徴です。 

なお、大企業側にとっては、自社にはない発想やリソースに基づいた新規事業構想を数多く得ることができ、その事業を推進することでこれまで手の届くことのできなかったマーケットへのリーチが可能となります。 

一方、スタートアップ企業・起業家側にとっては、大企業のリソースを活用した自分のビジネスの加速化ができ、メンターによる事業プランの精緻化や大企業からの出資による資本提携といったメリットを得ることができます。 

新規事業創出にあたり、共創パートナーを求める大企業は数多く、アクセラレータープログラムは活性化しています。スタートアップ企業・起業家にとってはこの上のないチャンスといえるでしょう。

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