ローソンストア100×ダークストアの「OniGO」｜協業開始、2月25日より東京・中野エリアにて実証実験スタート
株式会社ローソンストア100は、2022年2月25日（金）より、株式会社OniGOの運営するダークストア「OniGO」との協業を開始した。まずはローソンストア100中野中央店（東京都中野区中央１丁目21‐２）にて実証実験をスタートする。店舗オペレーションや顧客ニーズなどを検証し2024年度内には100店舗への拡大を目指す。
ダークストア「OniGO」との協業について
「OniGO」は現在都内3か所に自社店舗（倉庫）を持ち、実際の店舗を持たない“ダークストア”（※）として、注文から約10分という短時間で商品を届ける宅配専門スーパーを運営している。
今回の協業では、ローソンストア100という実際の店舗が、ダークストア用の商品ストック場所となる倉庫の役割を担うという新たな取り組みとなる。コロナによって買い物手段が多様化する中で、デリバリー宅配を専門とするダークストア「OniGO」と協業することで、すぐに欲しい商品を自宅にいながら購入したい人のニーズに応じる。
この協業により、ローソンストア100にとっては店舗の客層拡大につなげることができ、「OniGO」にとっては品揃えの幅を拡げながら、コアサービスであるクイックデリバリーに専念することができる。
※ダークストア：消費者が訪れる実際の店舗をもたず、利用者がオンラインで注文した商品を短時間で届けるデリバリー専門店
サービスの概要
宅配専用スーパー「OniGO」のアプリからローソンストア100の商品を注文することができる。（商品の配送先が配達拠点となるローソンストア10から半径約2km以内に入っている場合、アプリ上にローソンストア100の商品が自動的に表示される）
注文が入ると、店舗近くの拠点に常駐している「OriGO」スタッフが商品のピッキングから配送までを一貫して行う。注文商品は、生鮮食品を中心に約700品目とし、販売動向を分析しながら随時、品目や品数を見直していくという。
商品は店舗から半径約２㎞以内の住所へのクイックな宅配が可能で、まずはローソンストア100中野中央店（東京都中野区中央１丁目21−2）にて導入する。「OniGO」協業店舗は、3月に２店舗目を予定、3年後には100店舗規模に拡大することを目指しているという。
【OniGOアプリ画面イメージ】
ローソンストア100のデリバリー戦略
現在、ローソンストア100では128店舗でフードデリバリーサービス「Uber Eats」を導入している。客層・ニーズが異なる「OniGO」との協業により、更なる客層の拡大を目指すという。
＜ローソンストア100における、「OniGO」 と 「Uber Eats」のサービス内容＞
ローソンストア100は、関東・近畿・中京の3大都市圏で669店舗（2021年12月末現在）を展開している。来店してもらう従来からの「徒歩来店商圏（500m以内）」と注文から30分程度でお届けする「宅配商圏（約5㎞以内）」に、今回の注文からクイックに商品を配送する「即配商圏（約２㎞以内）」を追加することで、店舗の対象商圏・客層を拡大し、地域の人たちの様々なニーズに対応できるようデリバリー事業者との協業を進めていく方針だ。
※関連リンク：プレスリリース
