大丸松坂屋百貨店×ドコモ | ショールーミングスペース「明日見世(asumise)」で顔認証データの分析実験を開始
2021年10月に大丸東京店4階にオープンした大丸松坂屋百貨店初のショールーミングスペース「明日見世(asumise)」は、株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)と共同でAI顔認証ソフトウェアによるデータ分析の実証実験を開始する。この実証実験により、店舗レイアウトや店舗運営の改善による顧客満足度の向上を図るとともに、出店ブランドへのフィードバック情報のさらなる向上を目指す。また、同日よりキュレーションテーマと展開ブランドを変更する。
AI顔認証ソフトウェアによるデータ分析の実証実験を開始
ドコモと共同でAI顔認証ソフトウェアによるデータ分析の実証実験を2022年1月12日(水)より開始する。今回の実証実験を通じて、「明日見世(asumise)」を利用する顧客の動向を理解することで、店舗レイアウトや店舗運営の改善による顧客満足度の向上を図るとともに、出店ブランドへのフィードバック情報のさらなる向上を目指すという。
▲実証実験のイメージ図
同サービスは、画像認識ソリューションの開発を支援するクラウドサービス「ドコモ画像認識プラットフォーム」にRealNetworks,Inc.のAI顔認証ソフトウェア「SAFR®」を搭載している。
※「SAFR」は、RealNetworks,Inc.の登録商標。
同サービスの特徴は、下記の通り。
①業界最高水準の顔認証技術
同サービスは、業界最高水準の認識精度(99.87%※1)
スピードを提供するだけでなく、複数人いる場面やメガネ・サングラス着用時、マスク着用時、表情をつくっている時、明るさが不十分といった環境下でも正しく認識することが可能。
※1 マサチューセッツ大学が公開しているベンチマークテスト“ Labeled Faces in the Wild Wild”( LFW )より。
②属性推定
顔認証のほか、映像から個人を特定せずに性別・年齢を推定することが可能。
<参考>RealNetworks,Inc.について
RealNetworks,Inc.は、米国シアトルに本社を置くAIベースのテクノロジーを提供する企業。長年培ってきた動画再生技術を元に、ディープラーニングを用いたAI顔認証ソフトウェア「SAFR」を2017年に開発し、非接触需要の増加により顔認証市場が急速に拡大する中、SAFRをコア技術とし、世界中のパートナー企業と共に社会のDX推進を加速させている。
第2弾のテーマは「個性との出会い」
第1弾のテーマ「社会を良くするめぐりと出会う」に続き、第2弾となる2022年1月12日(水)〜4月5日(火)の期間は「私とあなたの個性と出会う」をテーマに、環境に配慮し、サステナブルな考えをもとにしたライフスタイル雑貨やファッションアイテムにくわえて、パーソナライズ・カスタムビューティーアイテムやフェムケアアイテムなど注目の19 ブランドを品揃え。
▲企業力を活かした髪診断によるパーソナライズヘアケアブランド
▲商業施設初 神輿のかざり金具から生まれた、古くて新しいジュエリー
▲デリケートゾーンケアが導く心地よい毎日を提案するフェムケアブランド
「明日見世(asumise)」では、<Social good/サステナブル、地域貢献など><Essential beauty/プロダクトのストーリーや美しさ・機能美など><Breaking stereotypes/固定観念から脱却できるような商品背景など>の 3つの選定ポイントを満たすブランドを今後も展開していくという。
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