小田急電鉄×Babydoor｜新宿駅でベビーカーのシェアリング”Share Buggy”の実証試験を開始
小田急電鉄株式会社とベビー用品レンタル・販売サービスを運営するBabydoor株式会社は、2021年5月7日（金）から31日（月）まで、小田急電鉄新宿駅にてベビーカーのシェアリングサービス"Share Buggy"の実証試験を実施する。
▲上写真：「専用ポート」イメージ
同実証試験は、自宅からベビーカーで電車移動することが大変な利用客や、移動先で子供を抱っこ紐で抱えて買い物すること等に負担を感じている利用客が、シェアリングサービスによりベビーカーを持参せずに気軽に外出し、駅周辺施設などを楽しむことができるよう、新宿駅西口地下の改札口付近にベビーカー借用・返却用の「専用ポート」を設置するもの。ベビーカーは専用アプリにより始発から最終列車の時間まで利用可能で、クレジット決済により1時間220円から利用できるという。使用方法は専用アプリ内の開錠ボタンで専用ポートを開錠しベビーカーを利用できる。(返却方法も同様。)
今回、需要や清掃方法に関して実証し、同展開に向けた課題を確認。Babydoor株式会社が提供するベビーカーシェアリング事業“Share Buggy”を活用することで「安心」「便利」「快適」に利用できるサービスの提供を目指すという。
▲今回の実証実験のイメージ図
同社では、既存の鉄道資産を有効に活用することで付加価値を高め、多くの利用客が魅力を感じて出かけたくなる沿線を目指すプロジェクトを進めている。ベビーカーシェアリングサービスについては、そのトライアルとして実施。また地域密着型サービスプラットフォーム「ONE(オーネ)」にて期間中に使用可能な1時間（220円分）無料クーポンを提供するという。
ベビーカーのシェアリングサービス"Share Buggy"の実証試験の概要
1.実施場所
小田急電鉄新宿駅 西口地下改札外
2.実施時期
2021年5月7日(金)〜5月31日(月)
3.実施時間
24時間利用可能 (カスタマーサポート 9：00〜20：00)
※午前1時～午前5時は駅構内が施錠しているため貸出・返却はできない。上記時間をまたぐ利用は可能。
4.実施内容
ShareBuggy専用アプリ・専用ポート(ベビーカーを格納しているBox)を使ったベビーカーの貸し出し。
貸し出し・返却方法：専用アプリ内の開錠ボタンで専用ポートを開錠しベビーカーを利用できる。 (返却方法も同じ方法。)
5.貸し出し台数
6台
6.利用料金
1時間220円 / 3時間550円 / 6時間880円
(自動延長は1時間220円)
7.決済方法
クレジットカード決済(専用アプリ内)
8.問い合わせ
Babydoor株式会社 03‐6447‐1307
9.その他
実証試験ではベビーカーの事前予約等は行っていない
ShareBuggyアプリは公式サイトからダウンロード可能
ONEから提供するクーポンの利用には会員登録（無料）が必要。
清掃管理及び感染症防止対策について
ShareBuggyでは利用客が安心安全にベビーカーを利用できるように清掃等の対策を行う。
・清掃管理
ベビーカーは1日1回以上スタッフが除菌処理・定期清掃を行うため安心して利用できる。また車両の不具合等がないようBabydoorショップと連携し定期的に点検を行う。
・簡易清掃キットの提供
ベビーカー本体に簡易清掃キットを設置し提供する。除菌スプレー/除菌シートを利用し利用客自身でも清掃が可能となっている。
・専用ポートの抗菌処理
専用ポート(ベビーカーを格納しているBox)は抗菌処理を行なっており、菌の付着を防ぐようになっている。
・汚れ/故障への対応
利用時に汚れや故障をしてしまった場合は報告をもらい、そのベビーカーは以降利用できないようにする。また万が一利用開始時に汚れや故障を発見した場合は他のベビーカーへ早期に代替交換を行う。
※関連リンク：プレスリリース
