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阪大発ベンチャー「イムノセンス」、総額1億3000万円の資金調達を実施

阪大発ベンチャー「イムノセンス」、総額1億3000万円の資金調達を実施

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株式会社イムノセンスは、2021年3月30日に大阪大学ベンチャーキャピタル株式会社(以下「OUVC」)を無限責任組合員とするOUVC1号投資事業有限責任組合(OUVC1号ファンド)、メハーゲングループから、総額1億3000万円の資金調達を実施した。

大阪大学の研究成果を活用し、POCT向け免疫センサデバイスを開発

イムノセンスは、大阪大学産業科学研究所・民谷特任教授が開発した「GLEIA法」という免疫反応と電気化学反応を組み合わせた独自の免疫測定技術を活用して、POCT(※)向け免疫センサデバイスの開発に取り組む大阪大学発のベンチャー企業。

※POCT(Point of care testing)…診療所、在宅、遠隔地、災害現場など様々な医療現場で行われるリアルタイム検査の総称。

同社の開発する免疫センサは、心不全や塞栓症など様々な疾患を迅速診断するための免疫検査デバイスであり、既存の測定装置と比較して、小型・低価格・高感度という強みを有している。血糖値計のように一滴の血液から疾病マーカーを測定し、数分で検査が完了することから診療所などでの迅速診断に活用することが可能。試作機では、手のひらサイズの測定器と使い捨て小型センサを組み合わせ、大型の測定機器と同等の高感度であることが検証できている。


今回の調達資金により、医療機器として上市に向けた取り組みを加速

イムノセンスでは、2018年1月の創業以来、OUVCから調達した資金を活用して研究開発を進めた結果、免疫センサの量産設計と上市に向けた薬事体制の構築が完了した。今回の調達資金により、医療機器(体外診断用医薬品)としての上市に向けた取り組みを一層加速していくという。

※関連リンク:プレスリリース

TOMORUBA編集部

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