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NTTドコモ×家族型ロボット「LOVOT」のGROOVE X | 資本業務提携を発表、総額9億円の追加調達を完了

NTTドコモ×家族型ロボット「LOVOT」のGROOVE X | 資本業務提携を発表、総額9億円の追加調達を完了

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ロボットベンチャーGROOVE X 株式会社は、株式会社NTTドコモとの資本業務提携を発表した。同時に、シリーズB3での第三者割当増資、および日本政策金融公庫からの融資により、総額9億円の追加調達を完了したと発表した。これにより、昨年12月にリリースした18億円の第三者割当増資と合わせ、当資金調達ラウンドの総額は27億円となり、現在までの累計調達額は133.1億円となる。なお、今回の株式会社NTTドコモとの資本業務提携は、新たなコミュニケーションサービスの創出、ヘルスケア・メディカルケア分野での新規事業や開発など幅広い分野・領域での協業を目的としているという。

資本業務提携の背景・内容

NTTドコモはこれまで、「新しいコミュニケーション文化の世界を創造する」という企業理念のもと、様々なコミュニケーションサービスを提供してきた。一方、近年オンラインでのコミュニケーションが増加する中で「会話の話題・きっかけがない」「相手の表情などの情報量が不足している」といった新たな課題が出てきている。

今回の資本業務提携により、両社の持つ技術やノウハウを活かしながら、新たなコミュニケーションサービスの創出をともに目指す。今後は、コミュニケーション分野だけでなく、ヘルスケア・メディカルケア分野での新規事業開発、『LOVOT』次世代機への5G回線搭載の検討など、幅広い分野・領域での協業を予定しているという。

各社からのコメント

■株式会社NTTドコモ 常務執行役員・スマートライフビジネス本部長 森健一氏

「このたび、GROOVE X社との資本・業務提携の合意に至り、大変うれしく思います。GROOVE X社は、ユーザーが『LOVOT』に対して愛着を深めるための、ノンバーバルなコミュニケーションに関する様々な技術やノウハウを持っています。このような技術やノウハウを活用しながら、ともに新たなコミュニケーションサービスを創出していきたいと思っています。また『LOVOT』は、家庭内や街中の様々な施設内における、ユーザーとの新たな接点として大きな潜在力を有していますので、ヘルスケア・メディカルケア分野を含め幅広い分野・領域での協業もめざしてまいります。」

■GROOVE X 代表取締役 林要氏

「弊社では、テクノロジーの平和利用の一つとして、日本発の新産業である『LOVOT』を世界にも発信していきたいと考えています。

クリエイティブ、ソフトウエア、ハードウエアの各領域の融合により生まれた『LOVOT』は、高度なノンバーバルによるコミュニケーションを行う事ができる家族型ロボットです。弊社の培ったノンバーバルコミュニケーションに関するノウハウは、今後のリモートコミュニケーションやバーチャル環境に活かせる可能性を秘めております。

また『LOVOT』の将来の進化の過程では5G等の次世代通信規格を活かした能力向上、小型軽量化なども検討してまいります。その中で、ドコモ社との業務資本提携の合意に至り、大変光栄です。

次世代コミュニケーション、次世代通信など、様々な領域でシナジーを生むことのできる大変有力なパートナーであるドコモ社と共に、より一層の飛躍をめざしたいと思います。」

※関連リンク:プレスリリース

TOMORUBA編集部

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