Akippa×YACYBER | シェア駐車場で野菜のドライブスルー販売を実施
駐車場予約アプリ「akippa」を運営するakippa株式会社は、近くの直売所・農園の検索が簡単にできるサービス「YACYBER」を提供するYACYBER株式会社と連携し、akippaマルシェ対応駐車場で野菜のドライブスルー販売を開始する。
まずは緊急事態宣言下にある関西圏にて実施し、今後は首都圏や他の地域での展開も調整している。在宅時間の延びた消費者を応援するほか、両社は駐車場の空きの有効活用、野菜の廃棄対策を目的としているという。
取り組み概要
駐車場の新しい活用方法としてキッチンカーやお弁当販売等の実証実験を行う「akippaマルシェ」対応駐車場にて、YACYBERが野菜の直売を実施。(詳しくはこちら)
YACYBERのWebサイトまたはアプリ(iOS対応)にて、該当直売所ページ内の予約フォームより事前に予約をした利用者は、ドライブスルー形式で予約した野菜の受け取りができる。なお、事前に予約をしていなくても、現地で野菜を直接購入することも可能。
利用可能日・場所
現時点で決まっているものを、下記に記載。
※日程・開催場所については天候等の事情により予告なく変更となる場合がある。
① 1月20日(水)、22日(金)、25日(月)
甲子園九番町9-7 甲子園黒岩駐車場
https://www.akippa.com/parking/3e9018c3a0179725e1130e4058e810e3
② 1月22日(金)、25日(月)
神戸市東灘区本山北町6丁目16 ムネヒロパーキング
https://www.akippa.com/parking/3dccc4cc0b1e2488bd2148e35ea3f049
③ 1月26日(火)
大阪市浪速区桜川4丁目駐車場
https://www.akippa.com/parking/4af2b5c2dffd7981712c0e24824db8fe
実施の背景
akippaとYACYBERは、昨年の緊急事態宣言下において、「三密」を避ける取り組みとして駐車場での野菜無人販売を行った。(詳しくはこちら)利用者からは「家の近くで新鮮な野菜が購入できて嬉しい」「密を避けて購入することができて安心」、農家からは「販売先に困っており、せっかく育てた野菜を廃棄せずにすんだので良かった」、akippaオーナーからは「少しでも収益になりまた近隣の方にも喜んでもらえた」などの反応があったという。
▲2020年4月実施時の写真
今年1月7日に発表された緊急事態宣言では飲食店の営業時間短縮の要請が発表されたが、飲食店だけでなく仕入れ元となる農家にも影響が及び、大量の野菜の廃棄(フードロス)が生じることが予想される。
またイベント人数の上限設定や、Go Toトラベルキャンペーンの停止期間延長などにより、akippaではレジャー需要の多い駐車場の利用減少が予想されている。
そこで両社は再び連携し、今回の緊急事態宣言下においても、駐車場での野菜直売を実施することで合意した。
また、前回実施した際に「野菜をたくさん買いたいが持ち帰るのが大変」といった声もあった。そこで今回は、YACYBERスタッフが常駐し、予約済みの利用者はドライブスルー形式で受け取ることも可能とする新たな取り組みを行う。
なお、akippaでは、駐車場での駐車以外の行為は利用規約で禁止している。今回の取り組みに関してはオーナーに個別に許諾を受け「akippaマルシェ」実証実験の対応駐車場にて実施。
▲akippaマルシェ イメージ
akippaは今後も、日常生活における“困りごと”の解決に取り組んでいくという。
※関連リンク:プレスリリース