九州旅客鉄道株式会社（JR九州）と佐川急便株式会社 （佐川急便）は、宅配便荷物を九州新幹線で運ぶ貨客混載事業の協業に関する基本合意に至ったことを発表した。
佐川急便では、九州地域内での集配効率を高めるために、列車を使った貨客混載事業の可能性を模索していた。また、JR九州としても、九州新幹線車内の余剰スペース（業務用室）を有効活用して収入に繋げることができることから、両社で取り組むことにしたという。
九州新幹線において、余剰スペース（業務用室）へ宅配便荷物を収納した専用ボックスを積載して輸送することを検討中だという。区間は、博多駅・鹿児島中央駅上下間を予定している。
今後、実証実験などを行い、1年以内に事業化の可否を判断するという。
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