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佐川急便×ASF | 小型電気自動車の共同開発・実証実験を開始

佐川急便×ASF | 小型電気自動車の共同開発・実証実験を開始

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佐川急便株式会社ASF株式会社は2020年6月1日、小型電気自動車の共同開発および実証実験を開始する基本合意をした。

今回の基本合意締結により、両社によるプロジェクトチームを立ち上げ、試作車を製作するとともに、新たな安全機器の開発、温室効果ガス削減及び業務作業や車両における課題を検証する実証実験を行う。

開発車両については、軽自動車規格のキャブバンタイプを予定しており、十分な安全性を確保した上で将来的な自動運転も視野に入れた開発を目指している。

佐川急便は公共の道路を使用して事業を営む企業として、「安全は全てに優先する」をテーマに輸送の安全確保を第一に考えるとともに、地球環境に配慮した事業活動を推進している。

「持続可能な開発目標(SDGs)」や気候変動に関する国際的枠組みである「パリ協定」など世界の共通目標を踏まえ、今回の共同開発では走行中の二酸化炭素(CO2)や粒子状物質(PM)などの温室効果ガスや大気汚染物質を全く排出しない高い環境性能を備えた車両や、各種安全装置の開発に取り組む。これにより、持続可能な地球環境の創造に向けて、すべての人々が安全で安心できる交通社会と脱炭素社会の実現を目指す。

ASFは、日本国内での電気自動車の普及促進を図るため、ファブレスメーカーとして設立された。将来バッテリーを活用した持続可能な社会創りを見据えビジネスを展開する。台湾の大型企業グループである台湾プラスチックグループ(Formosa Plastics Group:FPG)から資本支援だけでなく、FPG が持つ高品質なバッテリー材料の供給面でも協力を得るという。

又、国内EVベンチャーの株式会社FOMMより、技術協力を得て事業を進めていく。最初の取り組みとして、B to B向けの要望を満たす電気自動車を供給する事を目指す。今回の共同開発を皮切りに開発を進め、2021年に量産車の開発設計を計画しているという。

※関連リンク:プレスリリース

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