KEYes×あなぶきグループ | 鍵管理システムを不動産で実運用化するための実証実験をスタート
南京錠の鍵管理SaaSを提供するKEYes(キーズ)株式会社は、今月よりあなぶきグループとのPoC(概念実証)をスタートした。
同実証実験は昨年末にスタートした「あなぶきオープンイノベーションプログラム」において、同グループのブランドスローガン「もっと、わくわく!」を実現しうるサービスとして採択され今回の実証実験となった。
KEYesの南京錠の解錠履歴を把握し、解錠権限をコントロールするシステム「キーズパドロックシステム」を同グループであるあなぶきハウジングサービスの管理賃貸物件の営業の現場において、サービスの有用性を実証する取り組み。
同件の取り組みにおいてはあなぶきハウジングサービスの取引先とも協力し、KEYesのサービスの不動産業界においての有効性と価値を測ることと共に、極めて短い期間での同社システムとの融合を図り、実運用化を目指す。
■穴吹興産株式会社 グループ統括部イノベーション・CSV担当 兼 あなぶきスタートアップ支援ファンド推進担当 幸田良則氏
「今回のKEYes様との実証実験を通じて、アナログ業務のデジタル化を通じた新たなチャレンジと業務の効率化を試みます。スマート南京錠の利用によって物理鍵の同業者様との受渡し・返却業務をデジタル化し、鍵のリモート管理へとつなげる狙いがあります。これにより店舗の人的リソースを案内業務に集中できることとなり、お客様の満足度アップにつながることを期待しています。また「いつ・誰が」という開錠の履歴データを取得することによって、将来の様々なビジネスの可能性を感じています。Keyes様と新しい時代の賃貸業のあり方を模索し、ともに新たな時代を切り開いていくことを目指します。」
<KEYes株式会社について>
2018年12月に同社は福岡市の旧大名小学校を活用した官民共働型スタートアップ支援施設「Fukuoka Growt Next」で設立され、デジタル南京錠システムのサービス開発をしてきた。
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(eiicon編集部)