マネーフォワードシンカ×GMO VenturePartners | 「新型コロナ・リセッション対策プログラム」を開始
マネーフォワードシンカ株式会社とGMO VenturePartners株式会社は、新型コロナウイルス感染症拡大による先行き不透明な状況を受け、GMO-VPの投資先であるスタートアップ企業に対する支援を目的とした「新型コロナ・リセッション対策プログラム」を開始する。
同プログラムは、GMO-VPの投資先企業を対象として、資金調達やM&Aなどの経営・財務戦略、組織づくり、オフィス選定、バックオフィスの最適化など、コロナショックを受けて見直しが必要な企業の経営課題に対して、GMO-VPとマネーフォワードシンカが幅広い知見をもとにアドバイスを実施する支援策。
さらに、2018年6月にGMO-VPが設立したベンチャーキャピタルファンド「GMO Global Fintech Fund(正式名称:GMO GFF投資事業有限責任組合)」等(※1)において、新型コロナ・リセッション投資枠として35億円を積極的に投資していくことも決定したという。予期せぬ調達環境の悪化により、本来成長余地がある会社の支援を行うことを目的に、Fintech関連のスタートアップのみならず、独自の高い技術・事業モデルを持ち、グローバルで事業展開が可能なインターネットサービス関連スタートアップを対象としている。このプログラムを通じ、既に2社(うち1社は創業間もないシリアルアントレプレナー)への出資を決定しているという。
(※1)同ファンドには、株式会社マネーフォワードが戦略パートナーとして、参画している。
取組開始の経緯
新型コロナウイルス感染症拡大に伴う景気の先行き不透明感が強まる中、「経営者の想いとSynchronizeし、経営者とともに進化する」というミッションのもと、成長企業向けにフィナンシャル・アドバイザリーを提供するマネーフォワードシンカと、ベンチャーキャピタルファンドとしてリーマンショックを経験し、その後10年以上にわたり安定的なファンドパフォーマンスを実現してきたGMO-VPは、「このような状況だからこそ、スタートアップ企業のサポートをしたい」という共通の想いのもと、これまで培ってきたノウハウを活かし、共同で「新型コロナ・リセッション対策プログラム」を開始することにしたという。
「新型コロナ・リセッション対策プログラム」概要
GMO-VPの投資先に対して、マネーフォワードシンカがGMO-PVとともに、以下の内容についてのノウハウやアドバイスを無償で提供する。
<名称>
新型コロナ・リセッション対策プログラム
<支援内容>
(1)資金調達ノウハウの提供(エクイティ、融資)
(2)不況時の資金繰りに関する経営アドバイス
(3)開発体制の最適化に関するアドバイス
(4)組織づくりの最適化に関するアドバイス
(5)オフィスプランに関するアドバイス
(6)自社サービスのM&Aに関するアドバイス
(7)海外のベンチャーキャピタル、
スタートアップにおけるアクションプランの情報提供
(8)各種サービスの一括代行契約(AWS、オフィス賃貸)
(9)費用の見直し(保険料等)に関するアドバイス
<料金>
無料(※2)
(※2)利用内容によっては一部負担が必要な場合もある。
また同プログラムは、「このような状況だからこそ、スタートアップ企業のサポートをしたい」という想いに共感し、上記の支援内容をともにサポートしていただける専門家や企業を募集している。協力できる専門家や企業からの申し込みを募集しているという。
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※サポート企業申込の旨を記載。
※関連リンク:プレスリリース
(eiicon編集部)