JALとNTT Com、3Dホログラムを用いた「近未来型受付サービス」のトライアルを実施
日本航空株式会社(以下、「JAL」) と、NTTコミュニケーションズ株式会社（以下、「NTT Com」）は共同で、3Dホログラムのディスプレイ操作とビデオ通話による受付サービスを、羽田空港国際線サクララウンジにて4月10日（水）から4月21日（日）までの間トライアルとして実施する。
背景
JALとNTT Comは、新たなテクノロジーを活用したイノベーションの創出を目的にラボ・アライアンス（※1）を推進。本サービスは、「JAL Innovation Lab（※2）」とNTT Comが連携した実証実験の第一弾として、NTT Comが提供する3Dホログラム技術「エアリアルUIソリューション」（※3）の、受付サービスとしての活用可能性を検証するものとなる。
※1：両社のラボ（新しい付加価値やビジネスを創出する場）同士の交流により、よりスピーディーに、よりイノベーティブな価値を創造するための協力関係。
※2：2018年5月29日付プレスリリース「オープンイノベーションの拠点としてJAL Innovation Labを開設」参照 URL：http://press.jal.co.jp/ja/release/201805/004736.html
※3：ガラス製の特殊なパネルにディスプレイを放射する光を通過させることで空中に映像を浮かび上がらせるホログラム映像技術。
実施概要と特長
エアリアルUIを用いた3Dホログラム・ディスプレイと、WebRTC（※4）を用いたビデオ通話により、JALのラウンジにおけるシャワールームの受付案内を、遠隔地にいるスタッフが行う。また、スマートロックを使ってリモートでシャワールームを遠隔から開施錠し、満室時には、空き次第、お客さまに利用可能な旨のご案内をSMS（ショートメッセージサービス）にてお知らせする。
※4：Web Real-Time Communicationの略でHTML5仕様の一部として、W3C, IETFによって標準化されたリアルタイムコミュニケーション機能を実現するための技術仕様です。パソコンやスマートフォンのブラウザやネイティブアプリで、サーバーを介さないP2Pのリアルタイム通信(音声・データ)を実現する。
今後の取組み
本サービスを通じて得られたお客さまからの評価に基づき、よりスムーズにご案内できるサービスの実現を目指す。また、両社は今後もラボ・アライアンスから生まれるイノベーションを通じて、すべてのお客さまが常に新鮮な感動を得られるよう魅力あるサービスの実現を進めていく。
※関連リンク：プレスリリース
（eiicon編集部）
