スターバックスとLINE、デジタルを通じた「コミュニケーション」と「キャッシュレス」の領域において強固に連携
スターバックス コーヒー ジャパン 株式会社(以下スターバックス)と、LINE株式会社(以下LINE)は、昨年12月に発表したデジタル領域におけるイノベーションの加速化を目的に包括的な業務提携における取り組み(※)の詳細について、4月8日に発表した。
※スターバックス コーヒー ジャパン 株式会社とLINE株式会社による包括的な業務提携締結について
https://www.starbucks.co.jp/press_release/pr2019-2834.php
https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2018/2522
スターバックスとLINEは、2015年より「LINE」で繋がっている友だちにギフトをプレゼントできる「LINEギフト」にて協業、今年2月28日にオープンした「スターバックス リザーブ®️ ロースタリー 東京」においては、店頭に近づくと「LINE」で通知を受け取ることができる「LINE Beacon」を活用したオープニング企画「BEAN TO CUP JOURNEY」を実施するなど、共に”コミュニケーション”を信条とする会社として革新的で、人と人とのつながりを作るぬくもりあるデジタル体験を提供してきた。
今回、スターバックスがさらに強化していく、デジタルを通じた顧客体験価値向上のための一環として、「コミュニケーション」と、国内で重要度を増す「キャッシュレス」の2軸において強固に連携し、さらなる相乗効果を目指すために包括的業務提携を締結する。
「LINE」上から簡単に「スターバックス カード」が発行可能に。企業カードとして初の「LINE Pay」によるチャージも実現
スターバックスでは、キャッシュレスで快適にスターバックスを利用できるプリペイドカード「スターバックス カード」を、米国で2001年、国内においては2002年より提供し、キャッシュレス支払いをリードしてきた。今回、より手軽に、より快適に「スターバックス カード」を作成し、スターバックスの充実したサービスを利用するため、4月8日より「LINE」上から発行可能な「LINE スターバックス カード」の提供を開始する。
2社のコラボレーションを記念したこのカードは、LINEキャラクターがデザインされたスペシャル仕様。機能面では、「LINE」上から利用できるバーチャルカードとなっており、通常の「スターバックス カード」と同様に店頭でキャッシュレス支払いが可能なことに加え、スターバックスが提供するロイヤルティ プログラム「STARBUCKS REWARDS™(スターバックス リワード™)」にも参加できる。
今回の取り組みは、スターバックスが提供する既存のサービスとLINEの融合により、革新的で、シームレスに心地よいデジタル体験を実現するもの。既存のお客様に向けては、さらなるスターバックス体験の向上を促し、これまで既存のアプリや「スターバックス カード」を利用する機会がなかったお客様にとっては、その新しい接点を「LINE」上で提供するものとなっている。
「LINE スターバックス カード」は、「LINEウォレット」内の「マイカード」を経由し、「My Starbucks」*2への会員登録不要、タップのみで簡単に新規発行が可能。また、クレジットカードの情報を登録しなくても、「LINE Pay」からチャージいただくことで、すぐに決済にご利用いただけることも特徴だ。企業が発行するプリペイドカードに「LINE Pay」でチャージできるようになるのは今回が初となる。
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(eiicon編集部)