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中国銀行×ちゅうぎんキャピタルパートナーズ×KGモーターズ、超小型EV「mibot」の業務実証を完了 地方銀行営業車としての有効性を確認

中国銀行×ちゅうぎんキャピタルパートナーズ×KGモーターズ、超小型EV「mibot」の業務実証を完了 地方銀行営業車としての有効性を確認

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株式会社中国銀行、株式会社ちゅうぎんキャピタルパートナーズ(CCP)、KGモーターズ株式会社の3社は2026年6月8日、1人乗り超小型EV「mibot(ミボット)」を活用した業務実証実験(PoC)の結果を発表した。実証は2026年4月13日から5月1日までの約3週間にわたり、中国銀行の岡山県内5拠点で実施。実業務利用者による補完肯定率86%という高い評価を獲得し、地方銀行のリテール営業における業務車両としての実用性が確認された。

この結果を受け、実証拠点の岡山南支店での本格運用に加え、KGモーターズの本社所在地でもある広島県東広島市の西条ライフプランセンターへの導入も決定した。

地方銀行の営業現場が抱える移動課題に挑む

地方銀行の営業担当者は、顧客訪問や渉外活動のため日常的に地域を移動する。しかし、従来の移動手段であるバイクや軽自動車、普通車にはそれぞれ課題がある。雨天時の安全性、住宅街や狭路での運転負荷、駐車スペースの確保、さらには営業車両不足など、現場では複合的な移動課題が顕在化していた。

今回のPoCでは、超小型EVであるmibotが既存の移動手段を補完する新たな選択肢となり得るかを検証。中国銀行本店ビル、本店営業部、津島支店、岡山南支店、倉敷支店の5拠点をローテーションしながら実施され、実業務利用や試乗会を通じて計103件のアンケート回答が集められた。

顧客訪問業務との高い親和性が明らかに

調査結果では、「mibotは既存の移動手段を補完し、車両運用をより円滑にする」と回答した利用者は全体で78%。実際に業務で利用した35名に限定すると、その割合は86%まで上昇した。

特に顧客訪問や外回り営業においては、補完肯定率90%、総合満足度90%、平均評価4.1点(5点満点)と高水準を記録。1人で短距離を移動する銀行のリテール営業との親和性の高さが示された。

また、既存車両との比較では、社用バイク利用者の補完肯定率が100%、社用軽自動車利用者が91%となった一方、社用普通車利用者は68%にとどまった。mibotは既存車両を置き換えるのではなく、用途に応じて使い分ける「補完的なモビリティ」として評価されていることがうかがえる。

若手・女性から高評価 採用競争力向上にも期待

利用者属性別の分析では、20代の総合満足度が100%を記録。補完肯定率92%、平均評価4.50点と、全年代の中で最も高い評価となった。

さらに女性利用者の満足度は男性より5ポイント高く、若手人材や女性行員との相性の良さも明らかになった。企業の採用競争力向上やダイバーシティ推進の観点からも注目される結果だ。

自由記述では、「雨天・悪天候時の移動」「狭い道路や住宅街での運転」「近距離移動」「駐車スペースの確保」といった場面で利便性を感じる声が多く寄せられた。従来車両では対応しにくかった地域密着型営業の課題解決につながる可能性を示している。

銀行を起点に法人領域への展開を加速

KGモーターズの楠一成CEOは、「実業務利用者の補完肯定率86%という結果は、社会実装に向けた大きな手応えとなった」とコメント。今後は銀行営業だけでなく、医療、福祉、行政、配送など「1人で・短距離を・繰り返し移動する」業務構造を持つ分野への展開を進める方針を示した。

3社は今後、ちゅうぎんグループのネットワークも活用しながら、地域企業への提案活動を強化していく。地方都市における移動課題の解決と脱炭素化の両立を目指す超小型EV「mibot」が、新たな業務モビリティとして普及するか注目される。

関連リンク:プレスリリース

(TOMORUBA編集部) 

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